- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784910180380
感想・レビュー・書評
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1 どんな本?
緊急と重要のマトリックスで分類される第1〜3
領域を全て「やる事」として計画する事を骨子とす
る著者独自のPDCAサイクルを使用する手帳術の
本。人間の特性を理解した画期的な手帳術。
2 なんで読んだの?
(1) 手帳術の更新
(2) 今の手帳を成長させる手帳との付き合い方
(3) 手帳の付け方が成長した状態
3 構 成
全4章236頁
まえがきで本書のコンセプト等の説明から始まり、
あとがきで究極の手帳術は手帳を持たない事と終わ
る。全体的に著者の考え方を反復して説明している
ので読むと頭に入ってくる。
4 著者の問題提起
習慣は人生を効果的に動かす為の手段
5 命題に至った理由
7つの習慣を実践して救われた経験から
6 著者の解
習慣を活かすには時間管理で無く行動管理。豊か
さの管理
7 重要な語句・文
(1) 手帳に書くタスクは全てやる事(成功では無く
行動にフォーカスする)
(2) やりたい程度のことはやらなくて良いこと
(3) やらない事リストは作らない。
(4) 期限より期間を決める。手帳に納期を書く
(5) バッファは設けない。3タスク+1
(6) SMARTの法則
(7) 習慣の上が趣味。趣味にする方法を考える。
(8) 計画、予定、再生、実行、評価、改善、完了
習慣化(myPDCA)
(9) 手順書を作る(プラス1)
8 感 想
最初は厳しい考えだと思ったが、今の自分が甘い
と言う事が分かった。
刺さったのは全てやる事。これが最初厳しいと感
じたが、実際の要領とmyPDCAを読んだら可能に思
えて来たのでチャレンジしてみる事にした。
深く知りたい事は手順書の作り方。これが出来れ
ばタスクを切り出す事が容易になると感じた。
人に勧めるならやりたい程度のことはやらなくて
良い事。悩むのは馬鹿くさい。
意味が分からなかったのは「再生」わかる人は教
えてください。DOと何が違うのか?
チャートでGTDが分かりやすかった。
タイトルは「習慣手帳術」では無く、甘えを排した「現実的習慣手帳術」だと思う。
9 TODO
(1) 毎日夜に次の日のタスクを決める。(先行する
計画、先行する習慣)
(2) やる事のみ書く。そしてやる。
(3) 改善までDOでやる。
(4) 振り返りはしないとあるが、日記としてもつけ
ているのでこれは続ける。
(5) バッファは設けない。プラス1にする。
10 問 い
人生とは?
11 答 え
習慣の総和である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2022.8.28
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海野さんの手帳術が書かれています。まさに普段の在り方が書かれていると思いました。テーマは「やることを書く」。自分はやりたいレベルのものを書いていたので達成できない時もあり、そこをズバリ突かれました。紹介されているMyPDCAは取り入れたいと思いました。
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市川市立図書館に納本されているので、気になって読んでいます。
0章 手帳論 手帳への考え方、キーワードと手帳の相関について
1章 目標達成術 目標に対する考え方、達成するための方法
2章 習慣化術 行動指針となる価値観、習慣化するための方法
3章 手帳術 行動レベルでの手帳の使用方法