レイアウトは期日までに

著者 :
  • U-NEXT
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910207308

作品紹介・あらすじ

契約を切られた崖っぷちデザイナー × 毀誉褒貶激しい天才装丁家
最強パートナー爆誕⁈

ひょんなことから天才装丁家・桐生青の元で働くことになった駆け出しのブックデザイナー・赤池めぐみ。10代の頃からセンスあふれる装丁を手掛け、業界でも注目されていた青のことを、めぐみはずっと憧れていた。青の元で働ける、と張り切って出社しためぐみは、1日目から夢破れる。職場にはパソコンも机もない。与えられた仕事は電話番。編集者からの催促をうまく受け流す事だった。ほんとに自分はここでやっていけるのだろうか、と不安に思うめぐみは、やがて自分が雇われた本当の理由を知るのだが……。育ってきた環境も性格も異なる二人は果たしてうまくいくのか? デザイン事務所の先行きは?

『書店ガール』シリーズ著者が贈る 令和版お仕事バディ小説

感想・レビュー・書評

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  • なかなかスポットライトのあたることがない装丁、ブックデザイナーの仕事がリアルに描かれていて面白かった。
    デザインはもちろんのこと、印刷方法、紙の種類…細かなところでたくさんの人の力で、本が出来ているんだなぁ。
    タイプの違う青とめぐみのコンビの関わり方もいい。仕事のパートナーって、こんな風にお互いを補い合えるのがベストだなと思う。
    シリーズ化されそうな予感。

  • 珍しい本の装丁がテーマのお仕事物語。サクサク読めて心地よい展開。広告関係の仕事をしているが、装丁や雑誌エディトリアルの専門的な話は興味深かった。

  • 2024年2月U-NEXT刊。書き下ろし。タイトルから、お部屋のレイアウトのお話かと思っていましたが、ブックデザインの話だったので、ちょっとびっくりでした。やや崖っぷちの赤池めぐみと少しエキセントリックな桐生青との掛け合いが楽しいです。パートナーとして互いが育って行く様子が面白い。特に残るところのない展開で、可もなく不可もなくというお話かな。表紙が赤と青の二人になっているのに読み終わって気づきました

  • 「詰んだ」から始まるお仕事小説。

    主人公は、職を失い、犬を拾った事でペット不可のアパートから退去せざるを得なくなった赤池めぐみ。

    捨てる神あれば拾う神ありとは良く言ったもので赤池は、かねてから憧れていた装丁家・桐生青の元で住居も仕事もゲットする。

    でも人生そう簡単にはいかない。
    青の元でバリバリ仕事が出来るかと思いきや、やる事と言えば雑用メイン。
    さてさて青と赤のデコボココンビ、どうなる事かとワクワクしながら読み進めた。

    個性的な二人のキャラも良いが装丁の仕組みや用紙の事も知れて楽しい。

    紙本の良さを再確認出来る一冊。

  • 本の装丁家や、雑誌のデザイナーってこんなお仕事をしているんだ!と、今更ながら知りました。
    これからは本の表紙やカバーを見る目が変わると思います。
    自分自身はクリエイティブな仕事には全く向いていないタイプなので、めぐや青の湧き出るような感性、創作意欲は眩しく感じます。
    シリーズ化してほしいな。今後も気になる2人です。

  • 書店ガールまた書いてくれないかなと密かに思っているので、本関連の小説書いてくれるだけで大歓迎です。今回は装丁のデザインがメイン。装丁って大事ですよね。出来ればこの本の装丁ももっと渋くかっこよくして欲しかったけれど。


  • 才能のなさに嘆き、仕事場でなんの役にも
    立たないの落ち込み、いつ職と住むところを
    失うかと不安に苛まれて後ろ向きな気持ちに
    打ち沈んでも、前を向いて好きな仕事で頑張る
    お仕事小説。

    熱血すぎないところがほどよい、
    ライトな読後感でした。

    ーーーーー
    契約期間を突然切られて職を失い、
    ペット飼育不可のアパートで犬を飼っている
    ことが大家さんにバレて住むところを失い、
    お先真っ暗で絶望のど真ん中から一発逆転して
    憧れのデザイナーと仕事をするとこに。

    主人公に突っ込みたくなるところは多々
    あったけど、落ちても折れない骨太さは
    健全で素敵。


  • 書籍のデザインの契約社員だった赤池めぐみは企業側から突然契約を打ち切られる。藁にもすがる思いで、憧れのデザイナー・桐生青のスタッフ募集にDMを送ってみる事に…

    天才肌で感情の浮き沈みが激しい青と、真面目なめぐみ。凸凹コンビだけど、どちらが欠けてもダメと言うくらい最強パートナーとなっていく過程が爽快でした。

    続編希望です。

  • 全く違うタイプのふたり。考え方や行動も違えば得意とすることも違う。
    でもその違いでお互いを支え高めあっていけるいいパートナーに少しずつ成長していきます。
    本を作る仕事には沢山の人達が携わっていて、沢山の人の労力や想いが詰まっている。
    そう思うとどの本も愛おしく思えるしワクワクしてくる♪
    隅の隅までこだわり抜かれためぐみと青のデザインをこの目でも見てみたいなー。
    このふたりの活躍をまだまだ見たいので続編希望です(*^^*)

  • 契約を切られてしまい、犬を拾ったことでアパートも出なくてはなくなってしまった崖っぷちデザイナー赤池めぐみ。気鋭の装丁家で、でもデザイン以外のことはからっきしできず気分屋の桐生青。
    凸凹な2人が一緒に働きはじめるお仕事小説。

    ぐんぐん読み進めてあっという間に読み終わってしまった!とても面白かったので続編が読みたい。

    今は便利さがまさって電子書籍で読むことが多いけれど、装丁というものが好き(矛盾していると思う)私の本棚にも装丁が好きで買った本がいくつかあるので、ひさしぶりに手に取って愛でたいと思う。

    それはそうと、U-NEXTにオリジナル書籍があるの知らなかった!

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著者プロフィール

愛知県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。フリーライター、出版社勤務を経て、2006年『辞めない理由』で作家デビュー。大人気シリーズ作品「書店ガール」は2014年度の静岡書店大賞「映像化したい文庫部門」を受賞し、翌年「戦う!書店ガール」としてテレビドラマ化され、2016年度吉川英治文庫賞にもノミネートされた。他の著作に「銀盤のトレース」シリーズ、「菜の花食堂のささやかな事件簿」シリーズ、『スケートボーイズ』『1939年のアロハシャツ』『書店員と二つの罪』『駒子さんは出世なんてしたくなかった』『跳べ、栄光のクワド』などがある。

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