韓国の小説家たちI (クオンインタビューシリーズ 1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910214023

作品紹介・あらすじ

いま話題の韓国人作家が語る、
「文学をすること」の喜びと苦しみについてー
作家が作家に聞く、ロングインタビュー集。

「人間というのはどうしてこうも情けない生き物なのか、
それがずっと知りたかったんだと思います」 (イ・ギホ)

「文学が私たちを驚かせるのは、そういうところだと思う。
骨ばったあらすじだけで残る物語より、あらすじの外側にある人生の
ディテールと感覚」 (ピョン・ヘヨン)

「もう書いてしまって完結させた小説が不意に、
自分に語りかけてくるような感じがするときがあるよ。
たいてい聞こえないふりをするけど」 (ファン・ジョンウン)

「僕は、ストーリーではなくそれを解釈したナラティブが小説だと思っています」(キム・ヨンス)

「過去の経験にばかりとらわれていましたが、それからは人間が見えてきたんです。いまを生きる普通の人たちが」(クォン・ヨソン)

インタビュー掲載作家
・イ・ギホ『誰にでも親切な教会のお兄さん、カン・ミノ』『原州通信』『舎弟たちの世界史』
・ピョン・ヘヨン『アオイガーデン』『ホール』『モンスーン』
・ファン・ジョンウン『誰でもない』『野蛮なアリスさん』『ディディの傘』
・キム・ヨンス『世界の果て、彼女』『ワンダーボーイ』『夜は歌う』
・クォン・ヨソン『春の宵』

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「クオン インタビューシリーズ」は、さまざまな芸術の表現者とその作品について、広く深く聞き出した密度の高い対話録です。
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感想・レビュー・書評

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  • 『韓国の小説家たち Ⅰ』( イ・ギホ、ピョン・ ヘヨン、 ファン・ ジョンウンほか/著 呉永雅、きむ ふな ほか/訳 クオン) – K-BOOK振興会
    https://k-book.org/yomeru/20200927/

    CHEKCCORI BOOK HOUSE / 韓国の小説家たち Ⅰ
    http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1839

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著者プロフィール

イ・ギホ(李起昊)
1972年、江原道原州市生まれ。秋渓芸術大学文芸創作科を卒業後、明知大学大学院文芸創作科を修了。1999年に『現代文学』でデビューした。
短編集に『チェ・スンドク聖霊充満記』、『おろおろしてるうちにこうなると思ってた』、『キム博士はだれなのか』、『誰にでも親切な教会のお兄さんカン・ミノ』(斎藤真理子訳、亜紀書房)、長編小説に『謝るのは得意です』、『舎弟たちの世界史』(小西直子訳、新泉社)、『モギャン面放火事件顛末記――ヨブ記四十三章』、その他の邦訳に『原州通信』(清水知佐子訳、クオン)がある。李孝石文学賞、金承鈺文学賞、韓国日報文学賞、黄順元文学賞、東仁文学賞などを受賞。

「2020年 『韓国の小説家たちⅠ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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