蝶の粉

著者 :
  • mille books
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本棚登録 : 150
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910215037

感想・レビュー・書評

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  • 浜島さんの書く文章は温かくて大好き。一気に読んでしまいましたが、今回はさらに表現力がパワーアップしていました。天真爛漫な浜島さんのイメージとは違う不器用な部分や恥ずかしいことも包み隠さず書いてあり、同世代なので共感できることもたくさんありました。最後の「 花柄のワンピース 」は、ポロリ涙が出てきました。もう一回読み返そう。

  • 表紙の女の子が着ているタートルネックのセーター、、ドゥファミリィだったかー!私も憧れたな。(似合わなかった…)
    はまじ世代にはあるある話てんこもりのエッセイ集。はまじの話を目の前で聞いているみたい。

  • 「世の中には、たくさんの<人を表す言葉>があります。背の高い女の人、足の速い男の子、おひげの長いおじいさん、、、。その中でも『○○ちゃんのお母さん』ほど、尊い呼び方はないと思います。家族が笑顔で過ごせるよう、あらゆる思考と手段を駆使して当たり前の日常運営するのがどんなに大変なことか。洗濯、掃除、栄養バランスを考えた食事。子供の頃は目をつぶっていれば魔法のようにくるくると日常が進んでいったけど、大人になった今、それは魔法ではなかったとよく分かります。そして、私の母が『直子ちゃんのお母さん』と呼ばれていたように、私もいつか『○○ちゃんのお母さん』と呼ばれたいです。それは世界で一番強くて優しい肩書きだと思うからです」

    「過去の自分のあらゆる経験は、『○○ちゃんのお母さん』で居続けられるための必要な経験だったんだと今思うのです」

  • なかなか良かった。
    最後の「花柄のワンピース」が素敵だった

  • 飾りすぎず、紅茶のファーストフラッシュのような味わい。
    イメージよりもより芯を持っていて、バランス感覚がとてもいいんだろうなと思った。

  • 『蝶の粉』(著:浜島直子)


    付箋部分を抜粋します


    ・子供は大人が思っている以上に感じ、消化し、血肉にしている。まだそれらを変換する言葉を持っていないだけで
     確かに微熱を感じている(p17)

    ・「浜島、人生は出会いによって決まるんだぞ」(p90)

    ・そもそも、人見知りじゃない人なんているのだろうか。皆何かしらの不器用さや不得意を抱えていて、それをどうにかして
     補おうとあれこれ悩みながら、自分なりのコミュニケーションの取り方を習得していくのではないだろうか(p97)

    ・生きることは、他人と関わることなのだと思う(p102)

    ・人が人らしく生活することは、相手に対してきちんとコミュニケーションが取れるか、ということではないだろうか。
     「ありがとう」や「ごめんなさい」をなくした日常は、きっと寒くて無気力だろう(p102)

    ・一見関係ないような事柄でも、すべては川の流れのように大きな海原へと繋がっている。私はやっと刀以外の武器を
     手に入れた(p122)

    ・自分の弱さを素直に見せられる、弱さを人のせいにしない、負けられる人になりたい(p123)

    ・生き様が顔に出る、体型に出る、仕草に出る。細やかな所作一つ一つから、その人がどんなものを選んで、どんなものに
     囲まれて暮らしているのか、目には見えない色となり、その人をじんわりと染めていく(p128)

    ・ルールは大切だけど、もっと大切なのは守った時でも破った時でも、白と黒のその先の、七色に光る貝殻の音に耳を澄ませて
     みることだ(p142)

  • 20年ほど前大学生の頃からなんとなく好きなモデルさんで、最近のブログやインスタで存在を近く感じるようになって、数年前には、読書会のイベントで会ってますます好きになった人

    そして、この本を読んで人間味を感じて、ますます好きになった。彼女の人生の色んな時の色んな感情が、そうなんだと思うこともあれば、すごくよく分かると近く感じることもあり、どちらにせよ、人間くさい、人間っていいなという気持ちになる。
    流産、祖母(私は祖父)の死、出産のくだりは、状況が似ていて、私もこういうことがあって‥と直接話して聞いてもらいたくなった。

  • はまじのストレートで優しく温かくコミカルな人柄が文章に出ている。
    普段のちょっとした幸せや家族のありがたさに気づける。
    すごく共感できて、泣けた。

  • かねてから好きだった、浜島さんのエッセイ。
    世界不思議発見の元気はつらつのイメージとは、また違うやや暗い影まで、言葉を選びながら淡々と綴っている。
    自分の成長期、旅立ち、結婚、妊娠、育児と綴っていて共感できる。これから、またどんな文章を書いてくれるか、楽しみです。

  • なぜかわからないけど、エッセイを読んで、こんなに泣いたのは初めて。文章がきれい。

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