蝶の粉

著者 :
  • millebooks
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910215037

感想・レビュー・書評

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  • 浜島さんの書く文章は温かくて大好き。一気に読んでしまいましたが、今回はさらに表現力がパワーアップしていました。天真爛漫な浜島さんのイメージとは違う不器用な部分や恥ずかしいことも包み隠さず書いてあり、同世代なので共感できることもたくさんありました。最後の「 花柄のワンピース 」は、ポロリ涙が出てきました。もう一回読み返そう。

  • モデルという肩書がなくても『読みもの』として面白かったです。

    『土に還れ!』『呪ってやる』が最高に面白かった。

  • 母であり、娘である著者の感情に共感できる部分がたくさんありました。

  • まったく期待せずに読み始めたのですが、とても良いエッセイでした。笑える話も、泣ける話もあり、オススメです。

  • 浜島さんは面白くて、強い女性だなぁ。親元を離れるのととか子育てのこととか、すごく頷ける。
    負けている人に、私もなりたい。

  • とても読みやすかったです。
    美しい表現が多く、それに惹かれて、ぐんぐん文章を追いかけていました。

    家族愛に溢れていて、愛されていて愛していて……自分とは違うなあ、と感じました。疑いなく愛のやり取りができるなんて、羨ましいです。


    (以下、読みながら綴った感想)


    2022/11/05 p.8-9

    p.9
    “もし読んでくれた方が、あるある(、、、、)と感じてくれたならば、たった一つの小さな星は、いつしかきらめく星座になるかもしれない。”
    美しい表現……。小さな星が星座に……。
    良いですね。

    似ているエピソードでも、自分のものと他者のものを“ひとくくりにまとめて欲しくないと感じていた(p.8)”ため、「あるある」という表現が苦手だった著者さん。自分のエピソードは自分の星なのだから、と。
    それが「あるある」でつながって“星座になるかも(p.9)”と考えるようになった、その心境の変化が気になります。


    2022/11/07 p.12-18

    p.13
    “転校初日に仲よくなり、その日のうちにMちゃんの家に遊びに行った。”
    行動力が凄いです。

    p.15
    “私は学校から帰った時に大人がいないことが不思議で、”
    そう感じる子どももいるのですか……。いないことが当たり前でした。羨ましいです。

    p.18
    “真実は蝶の羽に乗って粉となり消えた”
    わぁ……。鳥肌が立つくらい、美しい表現……。
    これが、本のタイトルになったのでしょうか。『蝶の粉』。


    2022/11/11 p.20-58

    p.48
    “上でもない、下でもない。ただ認め合いたい。”
    ただの生き物として、向き合いたいです。人とも、動物とも。

    p.51
    “四・七キロの重さとあたたかさが、痛みをぐんぐん吸い取ってくれた。”
    生き物のあたたかさは、落ち着きますよね……。落ち込んでいる時と、なおさら。


    2022/11/12 p.58-188

    p.111
    “やっぱり嘘はいかんね。”
    (中略)
    p.112
    “もちろん私は強がって大きく息を吸い、お腹を凹ませる。”
    言っていることとやっていることが違うのでは……。
    ところで、お腹を凹ませる時って、息を吐いたほうが良いのでは……? 腹式呼吸のイメージしかないからそう思うだけでしょうか?

    p.120
    “この人の前ではカッコつけなくてもいいんだと思えた”
    格好つけなくていいです。どうせ、バレるのですから。
    バレないほど巧く擬態できるのなら、それは本物の能力です。ご自分では擬態と思っていても。

    p.123
    “自分の弱さを素直に見せられる、弱さを人のせいにしない、負けられる(、、、、、)人になりたい。”
    わたしも、素直な人間でいたいです。喜怒哀楽を大切にしたいです。弱さでさえも。
    だって、すべて揃っているから、自分なのです。ひとつでも欠けたら、自分ではなくなってしまいます。

    p.159〜
    “もしおとなしい子だったら、ナオみたいな強烈なパワーのお母さんに物怖じして、自分の本音が言えなくなるから。”
    そうですね。物言いが強い親だと、こわいです……。
    家庭が安心できる場ではないと、つらいです。

    p.169
    “私を(、、)救えるのは、私しかいない。”
    それに10代のうちから気づいていたのは素晴らしいです。わたしはもっともっと時間がかかりました……。

    p.178
    “パパとママは一人じゃないけど、空港からの帰り道、ナオは一人になっちゃう。絶対寂しくなるから、ここまででいいから。”
    経験者なのでしょうか。お優しい……。

  • 「○○ちゃんのお母さん」それは世界で一番、強くて優しい肩書きだと思うからです。

    理屈ではない。絶対にこの人たちを泣かせるようなことはしないと、私は強く心に誓った。

    些細な日常の中で、こんなふうにに家族や自分のことを感じることが確かにある。

  • 図書館で半年待ちくらい。1時間強で読み終わる短編エッセイ。期待して読んだけど私には最初から最後までハマらなかった。感性の違いなのか。

  • 同じ北海道出身で年齢も近くて、勝手に親近感を抱いているはまじ。
    はまじの人となりも垣間見えて、共感できるところもあるし、文章も読みやすくてぐんぐん一気読みしてしまった。

  • 表紙の女の子が着ているタートルネックのセーター、、ドゥファミリィだったかー!私も憧れたな。(似合わなかった…)
    はまじ世代にはあるある話てんこもりのエッセイ集。はまじの話を目の前で聞いているみたい。

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著者プロフィール

1976年北海道札幌市生まれ。モデル。愛称「はまじ」。
『mc Sister』にて18歳でモデルデビュー。『LEE』では10年間専属モデルを務めるなど、現在も様々な女性誌で活動中。また、TBS「世界ふしぎ発見!」では12年間ミステリーハンターとして出演する他、NHK「あさイチ」、bayfm「Curious HAMAJI」など、多くのテレビ・ラジオ番組にも出演している。
2020年には初の随筆集『蝶の粉』(ミルブックス)を上梓。夫アベカズヒロとの創作ユニット「あべはまじ」では絵本作家としても活動しており、ひらさわまりことの共著『しろ』『ねぶしろ』(以上ミルブックス)がある。
浜島直子公式サイト http//:hamaji.jp
インスタグラム hamaji_0912

「2023年 『けだま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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