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- / ISBN・EAN: 9784910286037
感想・レビュー・書評
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カレー研究会の3人を自分の子供を見るような気持ちで、読み進めました。食フェスタのカレー大会で優勝を目指す過程が面白く、応援する気持ちでページをめくりました。
飴色玉ねぎは自分も作った事があるので、玖実が玉ねぎを炒めるシーンは「うん、うん時間がかかるし焦がしちゃダメだし大変だよねえ」と頷きなから読みました。
錦野蘭は、登場人物紹介のイラストで感じた意地悪だけのライバルの印象とは違い、読み終えたら蘭にも好印象を持ちました。
巻末のカレーのレシピを読むのも楽しかったです。
ここからは、残念だった点です。
本のタイトルを見て、「この小説を読めばイメージマップの書き方が学べる!」と、手に取って読んで見るとイメージしていたものと違うストーリーなのでガッカリする読者がいると思います。
イメージマップを書く実際に書く描写はほとんどなく、『おいしいカレーの創り方』にした方が内容にピッタリだと思います。
主人公の玖実にアドバイスを与えるブルブルくんは、少し前にベストセラーになった某小説に出てくる、関西弁を喋る象の神様ガネーシャを連想してしまい、複雑な感情になりました。
第1弾も読んでみて、魔法のノートの理解を更に深めたいと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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著者プロフィール
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