- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784910364001
作品紹介・あらすじ
新型コロナウイルス対策のために世界中が金融緩和をしています。世界中にマネーがダブついているのです。そのお金はどこへ行くか? それはもちろん株です。そのため実体経済は2、3年悪いかもしれませんが、株式は上がります。本誌は野村證券出身で、現在複眼経済塾という投資教室を行っている代表取締役塾長・渡部清二氏と取締役・塾頭・エミン・ユルマズ氏の対談です。
お二人は「日経平均は2025年までに5万円、2030年までに9万円、2040年までに18万円、2050年までには30万円に達すると考えています。これは保守的な予想であり、もっと上振れる可能性も十分あります」と読んでいます。その根拠は何なのか? また、その中でより多く稼ぐためには四季報を、日経新聞をどう読めばいいのか? どんな株を買えばいいのか? を読者にわかりやすく伝える内容です。
感想・レビュー・書評
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【読書メモ】
会社四季報を読んで銘柄を選び株を売買する方法を説明する投資本
対談形式なので少しは深掘りしてはいるが、基本これまでの著書と同じような感じ
・日本株の将来は明るい
・自分が応援したい会社の株を持つ
・上がると思って株を買ったらその理由と上がるきっかけを明確にする
・四季報を読んで、テンバガー(10倍株)、グロース株、バリュー株、応援株をピックアップして投資する
・売タイミングはストーリーが崩れたとき
【参考になった点】
1章 日経平均は2023年に史上最高値、2025年に5万円になる
・日本株のサイクルは40年間上昇して23年間下げるというパターン、2013年から上昇サイクル
・中国製品を買う理由:安いから
・大量生産による成長ではなく、質による成長
2章 今後の予想
3章 四季報
・会社四季報の予想に限らず最終判断は投資家がする
・四季報巻頭の市場集計は重要
・見出し、コメントに引っかからなら、チェック‼
・もうかる、もうからないだけなら宝くじを買え
・なぜその会社の株が上がると思ったのか、その理由をきっかけを明確にする
4章 日経新聞
・記事は切り取って読み返す
5章 株式投資
・株式投資=企業の応援:その結果として株価上昇・配当
・専門家が言うことを信用しない
・その情報の根拠は何か
・会社愛こそ投資の原点
・自分の立てたストーリーが崩れたら売却
・先を読むことが大切詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ウィズコロナの話は最後の数ページのみ。前半はこじつけと日本アゲ、後半は他の著作の再掲。コロナ便乗商法だった。
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四季報でまず読むべきはABEJN(安倍ジャパン)
①Aの会社名事業内容、②Bコメント(足元と将来状況)③EのBS(自己資本比率)④JのPL⑤Nチャートバリュエーション
E自己資本比率は70以上は健全、50が普通30以下が借金体質
E営業CFと投資CFがともにプラスなら健全。営業CFがマイナスは本業で回ってないので健全性低。
PLは売上と本業の儲けの営業利益に注目
営業利益率(営業利益/売上高)が高ければ本業の稼ぐ力高い
(参考テンバガー条件)
上場時期が5年以内
オーナー社長のオーナー企業
時価総額300億未満
増収率が高い(売上高)
株価チャートが大きく下がり、底打ち -
機関投資家だけでなく、株式投資に興味のある一般の人たちにもわかりやすく株式投資のノウハウを伝えていきたいとして、誰でも入手できる「会社四季報」や「日経新聞」の読み方を教えている「複眼経済塾」の2人が著者です。 対話形式で、過去の潮流からウィズコロナを迎えた現在、そしてこれからの展望を語っています。ノウハウ本という形式を持ちながら、座談会に参加しているような学びもあるオトクな一冊です。
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会社四季報の活用法、日本経済新聞の読み方など、参考になりました。
「株式投資に夢とロマンを求める」第5章では、株式投資に対する向き合い方が書かれており、よかったです。
著者プロフィール
渡部清二の作品





