高倉健からアホーと呼ばれた男 付き人西村泰治(ヤッさん)が明かす――健さんとの40年

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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910364032

作品紹介・あらすじ

2014年に83歳で没し、2020年に七回忌を迎える戦後最大の映画スター高倉健。寡黙で不器用なイメージが先行していますが、その素顔は現在も謎に包まれたままです。本書は高倉健の日常、数々の名作の裏側に隠された制作秘話、あの大女優とのマル秘エピソード、古き良き時代に築かれたヤクザとの関係など、元付き人が今まで世に出ることのなかった高倉健の実像・虚像を余すことなく語りつくすものです。第40回モントリオール世界映画祭でドキュメンタリー部門の最優秀作品賞を受賞した映画『健さん』にも出演した、付き人・西村泰治氏が語る真実の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 西村泰治が明かす健さんというより西村泰治という付き人の一生という内容になっている。シンプル直情型で、健さんを悪く言う人を殴ったり、松方弘樹がウソをついたと撮影本番中に入り込んで殴ったりしている。「居酒屋兆治」では客の一人で出演していて、伊丹十三が高倉健をいじめる演技に我慢できず掴みかかってNGとなっている。おっちょこちょいで涙もらい。浪花節の人。一方でトラブルを撒き散らすが裏表のない態度が愛される所以だったのだろう。高倉健が京都に居るときはたいがいは彼の家にいるし、他に吉永小百合、ショーケン、ブルック・シールズなどそうそうたるメンバーに愛されている。

    とはいえ、少し美談調のクサイタッチだ。ヤンチャって言葉が盛んに出てくる。健さんの話は少ないので中身は薄めだ。

  • 長く故高倉健さんの付き人務めた、西村泰治さんの「証言」から構成した本だと思う。
    高倉健から中村錦之助、吉永小百合にブルックシールズと、錚々たる面子が登場する。

    おそらく、西村氏本人の回顧的なものに肉付けしたんだと思うが、かなり誇張されているだろうし、美化されてる感じ。やんちゃの一言で片付けられてることも、要は、犯罪行為であったり迷惑行為に当たることだろうし。

    あんまり正面切って受け止める必要もないが、一歩引いて読めば、実際こういう人が居たんだと思うと面白い。

    周りは大変だったろうが。

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著者プロフィール

作家。1953年生まれ。法政大学文学部卒業後、右翼・左翼、アウトローをテーマとしたルポルタージュや小説を執筆。近著に「最強武闘派と呼ばれた極道 五代目山口組若頭補佐 中野会会長 中野太郎」(かや書房新書)、「叛骨 最後の極道 竹中武」(徳間書店)がある。

「2020年 『サムライ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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