- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784910428109
感想・レビュー・書評
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風景印ファンには垂涎ものです!
いろんな視点から紹介されていて、新たな収集が出来そうです。
なかなか集めることがままならない世の中ですが、この機会に近場を網羅することもありかなと思っています。
動物もの、猫印は魅力的!
はやく自由に動けますよーに。
そしてこの風景印文化を後世まで残してください。
それには情報発信も大切ですね。
また素敵な本が出ることを期待して -
世の中にはいろいろなことに興味を持つ人がいる。今回の風景印を集めている方もそうだ。芸能、街歩きなどの分野で執筆するフリーライター。
風景印をテーマに手紙や街歩きの楽しさを伝える講演を行っている。以前、「タモリ倶楽部」に出演したことがある。あの番組に出るくらいだから、本当のマニアだな。
風景印を手に入れるから始まり、風景印を押してもらい手紙を出す、風景印の歴史を知るなど、風景印に「萌えー」でなくても楽しめる。
どのように押してもらうか。それは通常はがきか、はがき料金以上の切手を貼った台紙を用意して風景印を扱って入る郵便局の窓口に行って押してもらう。大き郵便局になると、時間外窓口「ゆうゆう窓口」で押してもらえる。
行けないようという方は、郵便局に台紙を郵送して、風景印を押して戻してもらう「郵頼」もある。
さらに、昔の風景印が欲しい場合、切手店、即売会あるいはヤフオクなどで購入する。
切手店はブームだった頃、趣味の切手店があったが、ブームが去って月日が流れた今では激減。それでも、東京・目白の「切手の博物館」や、新宿の「協同組合切手センター」で購入できる。
ここでは言及していないが、古本まつりでも見かけることがある。メインは古本なので、大量にはない。
風景印は、1931年に始まった。富士山頂にあった富士山局と、8合目にあった富士山北局で使用が始まった。
始めた理由は当時、寺社の御朱印集めが人気で、郵便事業を管轄していた逓信省が、切手やはがきに押す記念スタンプを作れば、収入源になると思ったからだ。しかし、戦争の影響で1940年11月15日で、廃止となった。
戦後になり、1948年1月1日に24の郵便局で風景印が復活し、今に至る。
知れば知るほど奥が深い風景印の世界だ。 -
風景印さんぽでお馴染み・古沢保先生の新刊が出ました。
ご本人よりサイン本を購入し、さっそく読みました。
「風景印」とはなんぞやと思っている方も、
すでに風景印集めに夢中になっていらっしゃる方も
どちらも楽しめる内容です。
全編カラー写真がふんだんに使われていて、
うっとりするような眼福のマキシマムカードが
たくさん載っています。
それに心休まる安田ナオミさんのイラストが
女子心をくすぐります。
風景印自体の説明や紹介はもちろんのこと、
風景印をどうやって窓口でもらうのか、とか
郵頼の具体的なやり方とか
楽しい集め方の紹介とか、
風景印あるあるとか、とにかく話題豊富で
わかりやすく楽しいです。
個人的に面白かったのは失敗談やナンセンスな
局員さんとのやりとりでした。
読んでいると、古沢さんと語り合いたい!
という気持ちになる本です。
ちなみに私が古沢さんに送ったマキシマムカードも
掲載されています。
そのせいか、感想というよりも宣伝みたいな
文章になってしまいました。悪しからず。 -
マニアたちの切手と風景印を組み合わせる発想がすごすぎる!!
デザインのために送料を惜しまないのもまたすごい。
盛岡の南部鉄瓶型もうないの残念だな。
同じ風景印が重複で紹介されてるのはちょっと重い。
著者プロフィール
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