- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784910428468
感想・レビュー・書評
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未読でしたが、2017年刊行(同名前作)の改訂新版だそうで、小さくても独特の光を放つ"街の本屋さん"が、160店紹介されています。身近にあったら入り浸るのになあ、と思わせてくれるお店が大半で、本好き・書店好きにはたまらない一冊です。
残念ながら、関東在住ではないので、簡単には「行きつけ」「お気に入り」とはなりません。加えて、別に東京の書店でなければ本が買えない訳ではないのですが、しかし! 本屋さんには独特の空間の魅力がありますよね。"虫の眼"的にAmazonで購入するのも便利ですが、"鳥の眼"的に本との出合いを求めて眺めてみたいんです‥。
昔から本屋さんが好きで、よく目的もなくふらついてました。行くと結構な時間を費やせますし、飽きません。田舎者なので、以前は品揃えの豊富さが行く頻度と重複してましたが、徐々に本の配置や見せ方、店独自のこだわりなど、力の入れ具合の個性を楽しむよう変わってきました。
全国的に、書店の数が激減の一途を辿っている話は前からありましたが、東京では独立系書店は増えているんだそうですね。明るい話題なのですが、厳しい世界であることに違いはないのでしょう。
「わざわざ行きたい」と冠している本書、さすがにワクワクがたくさん詰まっていました。「わざわざ」は、「あえて」とか「意識して」に置き換えてもいいかもしれません。プロが撮った写真なので、見た目が映えるのは当然として、それだけではない営業努力の一端があちこちに見て取れます。
東京に行く機会があれば、地方のミーハーっぽさを前面に出し、本書を片手に街を歩き、本屋さんを訪ねてみたいです。自分の目で見て気付きにつなげられたらなぁと思わせてくれました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ホント幸せにしてくれる本。本や本屋への愛情たっぷりの前書きからホント心地よい。
東京いいなあ -
こんにちは