このごろのこと

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  • ライブパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910519029

作品紹介・あらすじ

資本主義が煮詰まり、消費の量が圧倒的な力を持つようになりました。数と量は、あらゆることの方向性や正否を規定し、ものの価値、人の思考すらも支配する。では、その力にあらがうのは、愚かなことだろうか。いったん立ちどまってみてはどうか。この三年の間、そんな思いを抱えて書きだした散文が、ずいぶん多いと気づかされました。たえず、うちなる違和感を言語化してきたのは、わたし自身が正気と方向感覚を保つために必要だったからです。
──あとがきより

新しい年号、専制政治、コロナ、オリンピック……。
この三年間というときの積み重ねは、今現在を、そして今後を見通すうえで、私たちにとって大きな意味を持つ日々だったのかもしれません。
著者が綴ってきた”問う日誌”とともにいったん立ち止まり、一緒に考えてみませんか?

著者プロフィール

駒村吉重(こまむら・きちえ)
一九六八年、長野県生まれ。
二〇〇三年『ダッカへ帰る日――故郷を見失ったベンガル人』で、第一回開高健ノンフィクション賞優秀賞。二〇〇七年『煙る鯨影』で第一四回小学館ノンフィクション大賞を受賞。ほかに『君は隅田川に消えたのか 藤牧義夫と版画の虚実』(講談社)、『山靴の画文ヤ 辻まことのこと』(山川出版社)、『お父さん、フランス外人部隊に入隊します。』 (廣済堂文庫)、詩集『おぎにり』(未知谷)などの著書がある。

「2021年 『このごろのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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