近代博多興行史: 地方から中央を照射する

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  • Amazon.co.jp ・本 (567ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910714011

作品紹介・あらすじ

マイクロフィルム版の福岡の新聞や、各地に散在する芝居興行番付や記録を博捜・蒐集・整理し、幕末から明治年間の興行の一覧と番付一覧を基礎資料として、博多を中心とした九州北部地域の興行史をはじめて一冊に纏める。
その史料を元に、興行を支えた人・物についての論説を加えた、生きた興行史・読める興行史となっていて、明治の博多の興行実態がわかる。
また、博多生まれの川上音二郎がメディアに最初に登場した年月に関する論争に決着をつけるなど、史料に根ざした研究の成果を収める。

著者プロフィール

昭和34(1959)年、奈良県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程(芸術・演劇)終了。福岡女学院大学教授を経て、現在、名城大学教授。専門は演劇学・近世文学。主な著作に「身体への視点」(『岩波講座 歌舞伎・文楽』)、「博多興行史 明治編(一)〜(十)」(「歌舞伎 研究と批評」武田政子、狩野啓子との共同執筆)、翻訳に『クローサー』『ハワード・キャッツ』『ディーラーズ・チョイス』(いずれも海鳥社)などがある。

「2018年 『芝居小屋から 武田政子の博多演劇史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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