岩合光昭のご当地ねこ

岩合光昭

• クレヴィス (2024年8月19日発売)

作品紹介・あらすじ

日本全国47都道府県の「ご当地ねこ」たちが大集合！

全国のネコファンに愛され続けているNHKの人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」。
各地のネコと出会うこの番組は、ついに日本全国47都道府県を完全制覇！
本書では、全国の「ご当地ねこ」たちが大集合します。その土地ならではの気候風土の中で暮らすネコたちの豊かな表情や仕草、躍動感をとらえた写真を208ページにわたり紹介します。
岩合さんが訪ね歩いた日本全国のネコたちに出会う旅へ、あなたも一緒に出かけてみませんか。

感想・レビュー・書評

[ひだまりトマトさんの感想 · 2024年11月6日]

岩合光昭さんのネコ写真集ですね。
『世界ネコ歩き』の一環として、出された写真集のようです。
コロナ禍で、海外に取材に出られなくなった頃に、北海道から沖縄なで４７都道府県を、ネコ旅に出られて収穫された写真集のようです。
　2024年８月発行。協力NHKエンタープライズ。
　各地の美しい風景を背景に、ネコたちが自由自在に動き回ります。旅をしながらご当地ネコを楽しむ写真集も、格別ですね。
　地元の名産品なども写し出されていて、ご当地ネコもまんざらでない顔つきで、愛嬌を振りまきます。
　撮影は、不安だらけだったそうです。
『毎朝、検温して、マスクをして、消毒して、ネコに会いに行く。ネコがマスクを怖がらないだろうか、消毒臭い手を嫌がらないだろうこ、山間の集落などに逝くときは、絶対にウィルスを持ち込んではならないと、僕もスタッフも、そしてきっとネコのご主人も、いつも以上に緊張していました。』と綴られています。『そしてあらためて、気付くのです、この国の美しさを。日本は美しい。ヒトもネコも美しい。』
　岩合光昭さんの渾身の写真集ですね。
　そして、今も、世界ネコ歩きをされています。

[かおるひめさんの感想 · 2025年1月7日]

208ページに全国47都道府県のねこ満載な、写真集。
各地の観光地や、その地ならではの風景も見られます。
越前市のネコ寺。漁師の帰りを待って並ぶネコたち。
懐かしい栽培漁業センターの母娘のネコ。
玉三郎と智太郎の姿も。
気儘に自由を謳歌する姿、有り。
ご主人への視線に信頼を感じさせてくれる姿、有り。
え、ここにも？旅行した場所にもネコの姿が。
撮影されたのは主にコロナ禍の最中。
人も大変だけど、ネコを気遣うのも大変だったと。
その優しさに応えるようなネコたちの姿が愛おしいです。

[tuppenceさんの感想 · 2024年12月9日]

各地の猫さんたちが、岩合さんの手で生き生きと映しだされている。
タマトモまで♪
みんな、元気で幸せでいてね。

著者プロフィール

日本の動物写真家。東京都出身。
日本人の作品としては初めて『ナショナルジオグラフィック』誌の表紙を2度飾った。
2012年からテレビ番組『岩合光昭の世界ネコ歩き』を開始。

「2024年 『2025 岩合光昭　世界の猫カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」