クトゥルー〈1〉 (暗黒神話大系シリーズ)

制作 : 大滝 啓裕 
  • 青心社
3.52
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本棚登録 : 256
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784915333507

作品紹介・あらすじ

マサチューセット州アーカムにあるミスカトニック大学所蔵の異端書「ネクロノミコン」そこには失われた都市や国々の記録、さらに人類誕生以前の怖るべき暗黒の歴史が記されていた。はるか永却の昔、超越神との闘いに敗れ、星々と地球の奥深く封じ込められた暗黒の神々が今やよみがえろうとしているのだ。幻想文学の巨星ラヴクラフトが創造した"クトゥルー神話大系"ここに開幕。

感想・レビュー・書評

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  • ・クトゥルーの呼び声★3
     全集でも読んだが、相変わらず主語と述語の間に形容詞が多い。ルルイエの浮上。夢の偶然の一致。眠気が。

    ・破風の窓★4
     ダーレスがHPLの世界観をわかりやすくしたというのが納得の話。そして五芒星を使った魔術的行為は自分が求めていたクトゥルー話のイメージと重なる。

    ・アロンソ・タイパーの日記★3
     HPLの作風に近い。何かが起きそうなところで寸止め。不気味な館と環状列石での日記。

    ・ハスターの帰還★3
     ハスターとクトゥルーの召喚!いいですねー。いあ!いあ!の呪文がまたよい。

    ・無人の家で発見された手記★3
     少年の手記。人の少ない森にすむのは怖いね。「窓に!窓に!」で終わる話と似ている。

    ・博物館の恐怖★2
     蝋人形は不気味だものねえ。でも起きることは地味。

    ・ルルイエの印★4
     今までの受身的話とは違って、能動的。好ましい。ルルイエを捜しに行くとか、わくわくする。

    ・クトゥルー神話の神々★3
     神々の辞典。参考になる。

  • クトゥルフ神話体系の代表的な作家「ラブクラフト」「ダーレス」の作品が載っていて、かつ初歩的な神話体系の説明が話の中で語られている

    「ラブクラフト全集」もまた怪奇小説マニアとしてはたまらない作品ではあるが、今日のクトゥルフ世界観はラブクラフトの設定を元にダーレス等が加筆したものであるので、そちら(特にクトゥルフ神話TRPG等)を知りたい方はこちらのシリーズをオススメする

  • H・P・ラブクラフトが創り出した、新しい神話体系。そして彼が版権を解放したことにより、様々な作家が腕を振るう作品達です。
    オススメのポイントは、一般的なホラーとは違う、「コズミックホラー」を様々な作家の手腕で楽しめるという点です。

    地域保健学域 3年生

  • ラヴクラフトとクラーク・アシュトン・スミスは好きだけど、ダーレスは二番煎じのイメージでクトゥルー神話系はあんまり読んでいなかった。
    初版1988年のこのシリーズはホラーマニア向けではなくて、クトゥルーの系統が割りとわかりやすい感じにまとまってて読みやすい。
    ラヴクラフトのクドくて壮大で大げさな語り口はホラー的としての怖さというより、世界観の異常さが面白い。

    余談。図書館で借りましたが、汚損が激しいのが哀しい。チョコ?やコーヒーの黒いシミで文字が読めない箇所もあるほど。借りる年齢層が若いのは予想つくけども。
    古い本を良く借りるけど、経年変化で傷んでいるのは多くても、こんなに食べ物の汚れがあるのは他では見た事ない…

  • 定期的に読みたくなるというね…魔的な魅力があります。ラヴクラフトの作品は想像力を掻き立ててゾクゾクする。闇の真実へ近づいてしまった者の恐怖と狂気。ブツ切れで終わる後味の悪いラスト。…あえて体系だてる必要はなかったんじゃないかなぁ。

  • やっぱりラブクラフト御大の書いたのが面白いなぁという印象。
    ホラーとしては、登場人物の恐がり方が微妙に理解できず、そう怖い感じじゃないってのが難点ですかね。
    もちろん、最近の小説でクトゥルーネタが多くて慣れちゃっていてそういう印象なのかもしれませんが。
    ダーレスが紹介をし始めた頃はホラーとして成り立っていたのかも。

    で、そのダーレスの話は、ちょっと説明しすぎな印象。
    大系としてまとめたかった気持ちもわかるけど、物語としてテンポ感がないのはどうかと。

  • クトゥルーは、まあずっと以前から気になっていたのですが、何から読んでいいのか解んなかったのと怖かったので(笑)で、色々見てみたところこの本あたりが入門にいいらしいということで…コズミックホラーっていうんでしたっけ。こういうジャンルを読むのは初めてですが、どこかにいる恐ろしい絶対的な存在、というのを各所ほのめかしながら登場人物たちが破滅していく…というこの展開はぞくぞくして面白かったです。色んな作家達が同じ設定というか神話体系を共有して作品を作ってくというのは面白いですね。個人的にはラヴクラフトじゃない人の作品のが好きかもw色んな人の作品を読んでみたいですね。まあ読もうと意を決したきっかけは某アニメですwwwでも設定自体とか神格はもう結構知ってるんだよね。メガテンにもアスタロトにも出てくるし…

  • 高校生位の時に周りでちょっとしてブームになっていたが、その時は読まなかった。
    が、最近 Twitter で「ヨグ=ソトース」なんてのを見かけたのをきっかけに、とりあえず 1 冊読んでみようという気になって読み始めた。

    正直なところ、短編 3 話くらい読んだところで読むのをやめてしまった。
    たんたんとした語り口なのだが、思ったほどおもしろくなかった。昔の本なので、訳が読みにくかったのもあると思う。
    ただ、独特の世界観というか、読後感はあって、面白い人には面白いのだろう。自分には単に合わなかっただけのように思う。

  • これも、出てる分は全部買い揃えた。意外とラヴクラフト以外の作家の書いた物の方が面白かったりして。個人的にはラヴクラフト本人の全集よりも楽しめたかな。でもこれって、よく考えれば同人的な二次創作なんだよなぁ(笑)

  • いあ!いあ!くとぅるふふたぐん!

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