ゴルゴンの眼光 (コニー・ライオンハートシリーズ第二巻) (コニー・ライオンハートシリーズ 2)

  • 静山社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784915512766

作品紹介・あらすじ

マーリンの森が道路工事により切り倒されようとしていた。森には、その眼光で人間を石にしてしまうというゴルゴンが棲んでいた。人類の滅亡を狙う陰の存在が、ゴルゴンを利用して邪悪な陰謀を企む。コニーと森の運命はいかに…。

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の力を決して認めず閉じ込めようとする大人の存在や、絶大な力を持つ悪者が実は主人公の一部であるところとか、ハリーポッターとリンクする事柄が矢鱈と多くて。でもまぁ、不思議世界は全てそういうものなのだと決定事項にしてしまえば違和感は無くなる。

    クレルボや他の悪い心を持つ盟友に心を侵されそうな時、訓練によってそれを断ち切れるというのは現実の世界でも同じだと思う。
    盾や兜を使うのはイメージしやすくていいなと思った。

  • 「神秘の生物保護協会」のメンバーになって1年足らずのコニー。コニーは『万物の盟友』あらゆる生き物と交信できる貴重な存在。
    協会の敵で、世界から人間を葬り去ろうとしている変幻自在の生き物クレルボは、去年コニーが倒したが、また襲ってくるかもしれない。コニーは協会で訓練をしようとしていたが、大伯父ヒューと大伯母ゴダイバによってライオンハート邸へと連れて行かれ、協会に関係のある人との交流を禁じられた。それどころか大伯母には神秘な生き物はいない、口にしてもいけないと、外出も許されない。かたくなに神秘の生き物への心を閉ざすゴダイバ。
    マーリンの森が道路工事で切り倒されようとしていた。その森にはゴルゴンも住んでいた。コリンの母カッサンドラの盟友。人間の機械に森がつぶされてしまう前に助けてと。向かったコルは捕われ・・

    今回は森林伐採をもとにしての物語。環境保護をうったえている。

  • 年齢を問わず。ヒステリーとは恐ろしいものだね…

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著者プロフィール

ジュリア・ゴールディング:イギリス、ロンドン郊外で生まれる。ケンブリッジ大学で英文学を学び、卒業後ポーランドで外交官として働く。そののちオックスフォード大学で英国ロマン派文学を学び、博士号を取得。『キャットと王立劇場のダイヤモンド』(キャット・ロイヤルシリーズ 静山社)でウォーターストーンズ児童文学賞、ネスレ子どもの本賞金賞などを受賞。ほかに『キメラの呪い』(コニー・ライオンハートシリーズ 静山社)などがある。

「2022年 『女王さまのワードローブ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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