洗脳護身術: 日常からの覚醒、二十一世紀のサトリ修行と自己解放

著者 :
  • 三才ブックス
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784915540691

作品紹介・あらすじ

カルト、悪徳商法、そして国家…。我々を襲う洗脳の恐怖から身を守るためには、自身が洗脳技術を駆使するしかない。加えて社会、第三者、そして自分自身によって埋め込まれたあらゆる洗脳的束縛、価値観、柵から脱却する!オウム信者の脱洗脳を手掛け、西洋哲学、東洋哲学、現代心理学、認知科学に精通した奇才・苫米地英人が導き出した洗脳の方法論をイラスト付きで解説。

感想・レビュー・書評

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  • 題名をみると少し引いてしまうような感じですが、読み終わってみて内容が危ないとは思いませんでした。
    こういった題材の本は今まで怖くて読みませんでしたが脳科学の分野は大分進んでいるという噂は本当だったんだなと思える物でした。

    脳のどの部分の・・・と具体的に詳しく触れている部分は専門にやられている人でないと理解は難しいかなと思いましたが、それ以外のところは初心者でもわかるように簡単な言葉でかかれているし、重要な用語などは文章中で説明があったりなど私でも苦労せずに読む事ができました。

    著者がこの本を書くきっかけになったイラク戦争については私もかなり疑問の残るものでした。なんてばかな事をするんだと思われた方は言わないだけでかなり多いのではないでしょうか。あの戦争に矛盾や疑問を感じた方、日常でも集団になった人の価値観の変化に疑問を感じる事がある方は読んで損のない本だと思います。
    多少著者の主観が入っているところもありますが読み手側でその辺は調整して自分に必要な内容を読みとけば良いと思います。

    護身術については全く経験のない方には少し大変かもしれないと思いました。呼吸法には少しやってみたいと思いましたが、出来るかどうかは自信がないです。

  • 友人の勧めで手に取った一冊。
    この本に書いてある手法を体得するまでには、かなりの時間を投資しなければならない。
    よって、断念…

    自分が普段見ていること、感じていることが、いかに曖昧で、かつ外部からの影響を受けているか…
    見た目に怪しいし少し怖くなる本でしたが、ぜひ読んでもらいたいです。

  • 騙されやすそうだから読んだ方がいいと勧められた本

    洗脳、というものがどう行われるのかがわかると、そういう話し方や囲まれ方をしたら「これはおかしいな」とわかることができますし、こういった本は読んだことがなかったので、よかったです。

  • 眺めただけ。
    苫米地の2冊目の本かあ。
    こんなむずかしいことを2冊目で...
    あとの200冊は、このことを具体化あるいは、
    薄めただけのような気もしてきた。笑

  • とよべち先生の
    とてもわかりやすい洗脳に関する本。
    あまり明かしたくなかったという洗脳のノウハウを解説。

  • 日本人は洗脳を施されているという論調。そしてそれに立ち向かうためには洗脳とは何かを知り、洗脳手法を知ることで自らを洗脳から守る護身術的方法論を提示している。呼吸法など意識して体得できる技術が具体的に記されているところは評価できる。

  • たぶん実用的だけど、実践するのは訓練が要りそうです。

  • 最近も芸能人の洗脳トラブルがあったし、洗脳護身術の必要性が増す一方だなと思い読んでみた。
    この本は第10刷になっているだけあって、内容がとても濃い。
    最近の著者の本と比べると専門的であり、洗脳に関してよりつっこんだ記述になっている。
    これ一冊で自分を守る事は十分出来るだろう。

  • カルトから身を守るための書籍、結構カルトまがいの商売や 事件があるのかもしれない。 特殊な世界を身近に感じることができる

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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