- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784915619076
感想・レビュー・書評
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それまではずっと、ほったらかしだった我が家の庭。
仕事を失ったと同時に出来た、ありあまる時間をもてあまし、
なんとなく、雑草を抜いてみた。
お野菜を育ててみた。
庭木の剪定をしてみた。
種を撒いてみた…
実に面白いっ!←(何者?)
我が家の庭は、
手をかければかけるほど、
それに応えてくれるかの様に、どんどん変化していった。
手入れをしながら、ぼんやりと山崎ナオコーラさんの言葉を思い出す。
『「文章を書く」って、本当に、なんて、なんて,楽しい行為なんだろう!』
↑
(正しくはありませんが、こんな感じ・・・^^;)
何も無い、と思い込んでいた場所に種を撒く。
すると、
思いもよらない花が咲く。
花の為に周りの雑草を抜いてやる。
陰になる庭木の枝をさっぱりと切ってあげる。
庭に光がいっぱい降り注ぐ!
それが、
「書く」という行為に似ているな~
なんて、
絵本を眺めながら、そう思った。
読んでいて、とてもワクワクした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
選び抜かれた言葉に
作家の静かな情熱を思う。
はじめに、シャーロット・ゾロトウに
とある。
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ゴフスタインの世界ご好き
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言葉がすてき
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穏やかな中に芯のある絵本。
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「作家は、ソファにすわって考えをあたためている。
やがて紙に言葉をおき、それを切り、刈りこみ、設計し、形をととのえる。」
庭にどんなものが育つかも分らない。
今までに育てたのは小さな花と枯れた木だけ。
小さな双葉が出て、うさぎに食べられてもまたたくさん出てくることが分かっているから見守るだけ。
世の中に作家はたくさんいるけれど、いつか誰かの心に種を植えれるようになりた。
詩のような絵本。
大人向け。
絵は小さくてこじんまりとしている。
作家に限らず、創作する人はみんなそうなのだろう。 -
素朴に表現
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M.B. ゴフスタイン M.B. Goffstein
(M.B.(Marilyn Brooke))
1940年 アメリカ、ミネソタ州セントポール生まれ。
大学で美術と小説、詩作を学ぶ。卒業後ニューヨークに移り画家に。しばらくして、絵本の制作をスタート。
ニューヨークのパーソンズ・スクール・オブ・デザインで、11年間くらい、絵本制作を教える。
「別冊太陽 海外の絵本作家たち」によると、1989年以降、絵本を発表されおらず、小説を執筆されているそうです。
「生きとし生けるもの」「別冊太陽 海外の絵本作家たち」より -
ゴフスタインっ