ふたりの雪だるま

  • 河出興産
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784915777073

感想・レビュー・書評

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  • 〝11月に入って、今年初めての猛吹雪のあと、気温は零下に下がり、来る日も来る日も雪は降り続いた...やっと陽が顔を出した。 雪は鈍く重たげにきらめいた...私は弟に言った 「まず最初に雪だるまを作るのよ! 」 〟・・・アメリカの北部、カナダに近い処で育った作者ゴフスタインの、ユーモアと家族の暖かさにつつまれた、大人も子どもも楽しめる絵本です。☃⛄ (原題:OUR SNOWMAN 翻訳:谷川俊太郎サン)

  • 「ある冬のこと、はじめての大雪が降った朝のことです。女の子は弟といっしょに庭に出て雪だるまを作りました。ところが、夕方になって家に入ってしまうと、女の子は、庭においてきた雪だるまのことが気になって仕方がないのです。だれにでも似たような思い出がありそうな、珍しく大雪が降った日の出来事。アメリカの北部、カナダに近いところで育ったゴフスタインらしいやさしさと、ユーモアと家族の暖かさにあふれた絵本です。子どもから大人まで…。」

  • この物語の中には、「ふたり」の組み合わせがいくつか出てきます。そんなことに読み終わってちょっと時間を置いてから気付きました。
    この「ふたり」の関係がふんわり、ほんわか素敵と感じる作品です。

    雪だるま作りをしたことがあれば、そうそう、そういうことってある…ときれいな雪だるま作りを目指す人の悩みの種も物語に取り込まれています。

  • 大人はたしなめたあとに、協力に一転。そこがリアルにいいかな。

  • 昼間弟と雪だるまを作った。夜の間1人でいる雪だるまがさみしそうでお父さんとまた作る。絵も抽象的でいい。

  • 雪の日に、姉と弟の二人で作った雪だるま。一人で寂しくないかな?気になる女の子。お父さんは夜外に出てもう一つ雪だるまを作ります。もう寂しくないよ、二人だから。優しい絵に優しいストーリー。

  • ゴフスタインっ

  •  ゴフスタインさんの絵本は、シンプルな線の挿絵が特徴ですが、この作品はパステル画。雪が降り積むイメージとぴったり合っていてステキです。

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著者プロフィール

M.B.ゴフスタイン(作)
1940年、アメリカミネソタ州セントポールに生まれる。大学卒業後、ニューヨークに移り絵本作家として活動を開始。1966年に最初の絵本を出版。シンプルな線、スピリチュアルで哲学的なストーリーが児童書の枠を越えて影響を与える。1989年以降は小説を執筆。晩年は自然や天国についての物語や詩を書いた。2017年77歳の誕生日に没。

「2023年 『M. B. GOFFSTEIN 2024カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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