異郷の陽だまり

  • 生活の友社
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感想 : 2
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  • 本 ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784915919756

作品紹介・あらすじ

もう一度、あのしじまに立って、今の自分を見つめてみたい…。90歳を過ぎてなお、精力的に制作活動を続ける一方、名エッセイストとしての顔を持つ画家・野見山暁治による最新エッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • ブリヂストン美術館で回顧展を見た後、ミュージアムショップで買った最新刊。これまでも多くの本を出していて、エッセイストとしても評価も高いようですね。
    90歳を超えてなお現役バリバリの著者ですが、逆にパリ時代の個性的な仲間はみんな亡くなって、その思い出話もせつないです。でてくる人名をネットで調べながら読むのも勉強になりました。

  • とにかく文章の旨い絵描きです。先生もお年をとられたんですね。
    ご自身を「気づかなかったが、ぼくはお爺さんになったのかもしれない・・」。
    交流のあった名前や作品を知っている方々のことを書いた文章も秀逸。こんな風に人を描ける(書ける)ということはステキなこと。

    何度も読み返す。

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著者プロフィール

1921年福岡県生まれ。画家。
『野見山曉治作品集』(講談社)、『野見山曉治版画1965−2002』(アーツアンドクラフツ)などの作品集のほか『四百字のデッサン』(河出書房新社)、『署名のない風景』(平凡社)、『うつろうかたち』(平凡社)など著書多数。

「2004年 『パリ・キュリイ病院』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野見山暁治の作品

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