シナの五にんきょうだい

  • 瑞雲舎
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感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (46ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784916016065

作品紹介・あらすじ

昔シナの国に、姿かたちがそっくりの5人きょうだいが、お母さんと一緒に暮らしていました。兄弟は5人ともそれぞれに不思議な力を持っています。一番上のにいさんは、海の水を全部飲み干すことができました。ところがある時事件に巻き込まれてしまい裁判にかけられることに。でも、兄弟たちの不思議な力で危機をのりきることができました。古典名作絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 中国の昔話

  • 子どものころに大好きだった絵本に『王さまと九人のきょうだい』(君島久子訳)がありました。それとよく似た話と聞いて読んでみました。

    個人的には、ストーリーや文章の点では『王さまと九人のきょうだい』の方が好き。でも絵本としては、こちらも読んでいて楽しい本でした。
    海の水をぜんぶ飲める一番上の兄が水を吐き出すのを我慢する場面は、文章なしで絵の変化で描写されるので、読む方も思わず息を止めて長兄の表情に見入ってしまうし、三番目の兄が足をのばす場面では絵本を90度回転させて読むことになり、とてつもなく長い足が強調されます。

    クルト・ヴィーゼの絵はステレオタイプな中国人(清国人というべきか)の描き方で、五人の兄弟はみな無表情ですが、この無表情さが、この話の荒唐無稽なおかしみを引き出しているように思います。

    (ただ、題名の「シナ」という言葉に対しては不快に思う人もいるだろうな。。。)

  • 兄弟たちが死なないことに腹を立てる市民の感覚が息子には理解できなかった様子。

  • 再読
    ほんとに荒唐無稽だよな…不思議だ…
    思えば中国人の謎の体の柔らかイメージってもしかしてこの辺から来てるのかしらん…?????

  • 父親の顔が見たい

  • かしこい五人きょうだいのおはなし。シナは差別表現ではないとのこと。

  • ユニークな絵に惹かれて学生時代に購入した本。
    6歳の息子がとてもきにいって何度も何度も読んでいます。
    特にどこまでもどこまでも足を伸ばすことができる3番目の兄さんが好きなようです。

  • 海の水を飲み干して、戻ってこいよと言われるときの表情を凄い良く覚えてる。

  • 「昔シナの国に、姿かたちがそっくりの5人きょうだいが、お母さんと一緒に暮らしていました。兄弟は5人ともそれぞれに不思議な力を持っています。一番上のにいさんは、海の水を全部飲み干すことができました。ところがある時事件に巻き込まれてしまい裁判にかけられることに。でも、兄弟たちの不思議な力で危機をのりきることができました。古典名作絵本です。」

  • ・かわいいえ
    ・つよいきょうだい
    ・やくそくはたいせつ
    ・あとがきもすき

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