- Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
- / ISBN・EAN: 9784916016553
感想・レビュー・書評
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「からすのパンやさん」と共に
子供の頃大好きだった絵本です(^O^)
長らく黒人差別だとして
絶版状態だったけど、
いつの間にかまた
復活していたようで
何よりやし♪
けど今の子たちは
知らない人も多いんやろなぁ〜(>_<)
ストーリーは
こんなん☆
お父さんのジャンボと
お母さんのマンボと幸せに暮らしている男の子サンボは、
両親から新しい靴・上着・ズボン・傘をもらい
上機嫌で竹藪に出かけます。
しかし次々と現れるトラたちに喰われそうになり、
身に着けたものを
それぞれ一つずつ与えることで
なんとか難を逃れます。
せっかく貰った服や傘を取られ
悲しくて泣いているサンボに
どこからか
トラたちの争う声が…。
サンボからの戦利品を奪い合うトラたちは
やがて木の周りを
ぐるぐるぐるぐると
回りだし、
やがて…。
オチはあえて書かへんけど(笑)
この絵本が伝説となり
誰もが復刊を望む名作となりえたのは、
なんと言っても
最後にみんなで食べる「ホットケーキ」に
日本人の誰もが
憧れを抱いたからじゃないかな(^_^)
↑今頷いた人、
ブクログホットケーキ部作りましょ〜(笑)
自分も母親におねだりして
この絵本を見ながら
ホットケーキを食べた思い出があるし、
物語の中の
サンボやジャンボやマンボたちと食べるホットケーキの味は
ほっぺが落っこちるくらい
格別な美味さで、
いい大人になった今でも
舌が
その味を覚えてます(*^o^*)
しかし、子供ながら
169枚食べたサンボって
今考えてもスゴいっつ!!
(ギャル曽根もビックリやろ〜笑) -
小さい頃に大好きだったお話。
ぐるぐる回ってバターになるトラと、そのバターを付けて食べるパンケーキの絵が美味しそうで何度も読んだ。
人種差別的ということで大手出版社からは出版されなくなったらしいが、なくなるのは惜しい名作だと思う。
「ぐりとぐら」のパンケーキといい、本書のバターとパンケーキといい絵本に出てくる食べ物はなぜこんなに美味しそうなのか…。 -
子どもの頃大好きでした。
一時は出版されなくなって寂しかったけど
また会えて嬉しい☺️
トラのバターを食べたくて母におねだりしたけど、買ってもらえませんでした。
…サンタさんでも無理でしたね… -
虎に素敵な服や傘を取られてしまう男の子の話。
虎がグルグル回ってバタになってしまうところだけ知っていて、読んでみたら思ったよりも長いお話でした。
カラフルな色使いと左右対称な虎が回ってる絵などイラストとしても素敵でした。
これってちびくろ・さんぼ達はバタが虎達だとは知らずに食べちゃってるってことですね?
お父さんいっぱい食べるなぁーと思ってたら、さんぼが169枚も食べるっていう。
絵本的な終わりでした。 -
久しぶりに絵本も手に取ってみた。
これでもかという原色のたたみかけるイラストに圧倒されつつ、不思議な展開にのめり込んでいく。
懐かしい気持ちも。 -
2017.2.1
子ども心に強烈なインパクトを残した絵本。まずその色。表紙の赤、サンボの黒、トラのバターの黄色、傘の緑、靴の紫。そしてトラがバターになっちゃうところ。私の想像の中ではものすごいとろっとしておいしいバターが出来上がっていた。食べちゃうって究極。サンボやお父さんお母さんの肌の色、ジャングル、ホットケーキ、バター...そして全体の雰囲気から、私が外国というものをはじめて知ったのはこの絵本からだったのかもしれない、と今になって思った。どれだけ多くの絵本に文化の違いをおしえてもらったことか。お話がくせになるおもしろさで繰り返し読んだ記憶。この絵本がなくならなくてよかった。 -
小さい頃によく母に読んでもらった。そしてその後は必ずホットケーキ大会♪(笑)
人種差別として絶版になったが、私はやはり差別と見ている時点で黒人の方を蔑視しているのではないかと思う。ただ、これから読む子どもやその親御さんたちは、この本の辿った歴史をきちんと理解すべきではないでしょうか。 -
この本、一時期なくなりましたよね。
昔、ぐるぐるまわるとトラがなぜバターになるのか不思議に思いながらも、大好きな絵本でした。
今読んでも、なんでこれが差別につながるのか、わたしにはさっぱり理解できない。
Wikiを調べてみると、著作権の問題だとか、改変の問題だとかいろいろあるんですねぇ・・・
しかし、元々、インドに出張していたイギリス婦人が自分の子供のために書いた本というだけあって、素朴でほのぼのしていておもしろい。娘(@大食い)は、最後にサンボがホットケーキを168枚食べたというのにめっちゃ喜んでた・・・^^;
ただ、寝る前絵本2冊に入れるには、ちと長い。
最近、娘の読む本が長くなってきたので、1冊に減らしたいところだな・・・
さすがっ、まろんさん♪
やっぱ知ってますよね(笑)(^O^)
自分もコレは
なんで差別なのか?
そもそもこの...
さすがっ、まろんさん♪
やっぱ知ってますよね(笑)(^O^)
自分もコレは
なんで差別なのか?
そもそもこの本が伝えたいメッセージを
差別だと言う人たちは
なんで分からないだろうって
悲しくなったんですよね(>_<)
『ちびくろさんぼ』も
藤子不二雄の
『ジャングル黒べえ』も
手塚治虫の
『ブラックジャック』も
黒人差別だとして
ある団体から圧力がかかったけど、
コレに対して
本当の黒人の人たちにインタビューした記事があったんです。
ズバリこの作品を
差別だと思いますか?
答えはノーでした。
何も議論せずに
勝手な判断で差別だと認定することが
果たして問題の解決に結びつくのかな…
差別というものがあるとしたら、
それは禁止・自粛する側にこそ
あるんじゃないのかなって思ってしまいます(^_^;)
むしろそれを受けとる側が
差別意識を植えつけているような
そんな気がするんです。
自分は言葉の力を信じています。
一番大事なのは
ひとつひとつの『言葉』を規制したり、
読ませない本を作ることじゃなくて、
差別がどういうもので
何がいけないのかを
一人一人が考える環境やと思います。
それこそ魔女狩りのように
本を燃やしたり
隠したり
取り上げたり
安易に規制したって、
なんの解決にもならないですよね(>_<)
(放送禁止歌も同じく!)
そうすることで自分にない知識や習慣に触れたり
考えるきっかけを得たりしていくもの...
そうすることで自分にない知識や習慣に触れたり
考えるきっかけを得たりしていくものなのに、
お仕着せのルールでこれはよし、これはダメって
縛ること自体が、逆に差別になってますよね!
『ちびくろ さんぼ』の復活は、そんな状況に明るい灯を燈してくれたみたいで
とてもうれしいです(*^_^*)
日本は
臭いものにはフタをしろ的発想ばかりで、
結局は発禁処分にしたり、
言葉を規制したりで、
根本的な問題の解決には
いつも...
日本は
臭いものにはフタをしろ的発想ばかりで、
結局は発禁処分にしたり、
言葉を規制したりで、
根本的な問題の解決には
いつもなってないんですよね(^_^;)
ごまかしごまかしです。
大事なのは一人一人が
環境や見てくれや
お金で人を判断しない
『心を育む教育』で、
人種差別だけを
問題としてあえて分けて考えずに
普通に生活していく中でも
沢山いろんな差別はあるんだから
(今話題になってる学校でのイジメもそうですよね)
もっと愛について、
人との間に生まれる見えない結びつきについて、
教えていく必要があるんとちゃうんかなぁって思うんです。
日常の言葉の差別や、
イジメの背景も、
人間にとって一番大事な
『愛』について教えてないから、
そこをすっ飛ばしてるからやと思うし(>_<)
ダンスなんて
必修化してる場合やないんです(`ヘ´)
こっ恥ずかしいことを
真面目に語れる人間を作らなきゃ、
そういう社会じゃなきゃ、
夢なんて信じられないし、
他者を尊重することも
できひんと思います。