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- / ISBN・EAN: 9784916016928
感想・レビュー・書評
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カ-ニバルに行った翌朝のこと〝おとこが目を覚ましたら、なんと あたまが なかった!〟おとこは 自分のあたまを見つけるため、 畠のカボチャに目や鼻をくりぬいて帽子をかぶせ、再びカ-ニバル会場に向かうのでした・・・。このSF風味の奇想天外なスト-リ-の結末や如何に? <古典的名作絵本の待望の本邦初訳>とあるように、かなりの時代色を感じながら、あたまのゆくえを知らずにはいられず、最後まで引きずられてしまい、なるほどのハッピ-エンドのうちに絵本を閉じました。 メデタシ、メデタシ、おあとがよろしいようで。
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なんてことでしょう。朝、起きたら自分の頭がなくなっているではありませんか。家中探してもかんじんの頭はなく、男は昨日お祭り広場に行ったことを思い出します。さて、そのままじゃ外にはでられません。三度目の正直で男は木の頭をつけると、本当の頭探しにでかけます。賢い男の子の協力を得て自分の顔を思い出そうとする男は・・・。なぞ解きの面白さと意外な結末。古き良き時代のアメリカが丁寧に描かれています。
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さいしょ、あたまをなくしてどうなるかなってドキドキした。「どっかーん」のぶぶんでおどろいた。
ゆめからさめて、よみかたがかわったところがおもしろかった。 -
あるあさ、おとこが おきたら、あたまが なかった。どこを さがしてもない。きのう、どこかで おとしたかな? あたまが ないのに おもいだすのは たいへんだけど、たしかに まつりに いったはずだ。あたまの かわりに かぼちゃを のっけて でかけてみたが…。
奇想天外なおはなし。マックロスキーの美しい絵が、かえって不気味かも。オチはまあこんなところでしょう。 -
ちょっとこわい本かなと思ったけど、くすくす笑ってしまった。
頭をさがすからって、いきなりあんなに部屋をちらかしちゃって…。
なくしたおとこの頭は、
おおきさはふつうで、かたちはまるい、いろはピンクで……そのくだりは、ここちいい詩のよう。
牧場やバスのりば、まつり会場の絵は、アメリカ風でユーモラス。
とにかく画家の画力がすごいです。
お話の終わり方も好きだし、お話を楽しめた満足感がありました。
ちょっと大きい子に読んであげたいな。 -
小4の息子が何度も読み返していました。家族中で楽しんだ作品。
朝、目を覚ましたら頭がなくなっていたという衝撃的な出だしで悲哀感たっぷりなのに、
読んでいる方は何だかクスッと笑えてしまいます。
頭がきれるなど頭にまつわる言葉の使い方もおもしろく、声に出して読んでみると一層楽しいです。
高学年の子どもたちにも読んでやりたくなるようなお話。
マックロスキーの絵もいいです。 -
「あるあさ、おとこが目をさましたら、なんとあたまがなかった…。奇想天外なストーリーとアッと驚く結末。マックロスキーの描く挿絵の美しさにも注目です。」
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突っ込むとこあるけど、最後にびっくり(・・;)
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目覚めたら頭がなかった!かぼちゃやにんじんなどいろんなもので頭を代用してみるけれど……。ユーモアのある絵本。