むらの英雄 (エチオピアのむかしばなし)

著者 :
制作 : 西村繁男 
  • 瑞雲舎
4.31
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本棚登録 : 85
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784916016973

作品紹介・あらすじ

むかし、アディ・ニハァスというむらの12にんのおとこたちが、こなをひいてもらうために、マイ・エデガというまちへいった。かえりみち、ひとりがなかまをかぞえたが、じぶんをかぞえるのをわすれたので11にんしかいなかった。「たいへんだ!だれかがいないぞ!」「きっとヒョウにやられたにちがいない!」さてそれからどうなった…?

感想・レビュー・書評

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  • おっちょこちょいの勘違いから生まれた、実際は存在しないひとりの男のイメージが、際限なく広がり、共有され、ついには英雄となる―――。
    もちろん話に落ちはつくけれど、皆がその英雄像へ抱いた誇らしさは、結局最後まで失われない。
    とてもおおらかで微笑ましい、よくできた昔話。

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  • H30.6.13 おはなし会 4年1組
    H30.1.23 おはなし会 4年2組
    H29.12.14 おはなし会 4年1組

  • エチオピアの昔話。
    12人の男たちが粉ひきに出かけて帰る際に、12人揃っているか数えたところ、自分を数えなかったので「11人しかいない!」それが
    「いなくなった!」「ヒョウにくわれた」「あいつは勇敢だった」「親切でやさしい奴だった」…と本当はいない12人目のことを見てきたような話で悲しみ嘆き、村に帰っても村人たちも同様。ところが小さな女の子が粉の袋が12個あると言い出して…。
    私はこのラストがとても好きです。裸の王様じゃないラスト。

    5・6年生に読み聞かせしたところ、「自分を数え忘れるなんてバカやな~」と大笑いでしたが、誰もいなくなっていないのに、その話がもりあがって消えていく、ちょっとした怖さを感じ取ってもらえてたらと。(i44)

  • 小学校での読み聞かせで使おうかと図書館で借りた。
    クスリと笑える昔ばなし。
    わが子たち(小6、小4)に読んでみたところ、反応イマイチでした。
    小さすぎるとこの面白さは理解できないし、大きすぎるとバカにするかも。
    読み聞かせするなら小3くらいがちょうどいいかもしれない。

  • 伝言ゲームのようで面白かったです。どうなるのかと思ったらそんなオチにしちゃうのね。

  • 小1娘、あまり反応ない。謎かけ的な話の理解が難しかったかな

  • 4-2

  • クスッとおかしい典型的な昔話。
    伝説や言い伝えなどもしかしたらこんな風に生まれるのかな、と思ったりしました。
    あくまでも自分たちの仲間が勇敢で正しい、と信じて疑わないところから生まれた素敵なお話。

  • 2016年度  6年生
    世界地図の登場です。
    エチオピアなんてあまりメジャーではないので、みんな知らないかな?
    と思いつつ、エチオピアの場所を尋ねると・・・・
    「アフリカです!」と1人の男の子が答えてくれました。
    自分を数えないで「1人足りない!」と大騒ぎ。
    全員自分を数えない所が笑えるうえに、いなくなったとされる人が、どんどんすごい人になっていく。
    子供達はみんな苦笑い・・・
    村に帰って女の子が12人いることに気づいて、
    「な~んだ、自分を数え忘れたからか~てへっ!」
    で終わるかと思いきや・・・・・
    最後まで子供達は苦笑い。
    2014年度  5年生 6年生

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著者プロフィール

渡辺茂男(わたなべしげお)1928年、静岡県生まれ。慶應義塾大学図書館学科卒業後、米国に留学。ニューヨーク公共図書館児童図書館員、慶應義塾大学教授をへて、こどもの本の仕事に専念。おもな作品には、『エルマーのぼうけん』、『エルマーとりゅう』、『エルマーと16ぴきのりゅう』(ルース・スタイン・ガネット作、福音館書店)、『かもさんおとおり』(ロバート・マックロスキー作と画、福音館書店)、『どろんこハリー』(ジーン・ジオン作、マーガレット・ブロイ・グレアム画、福音館書店)、『山の上の火』(クーランダー、レスロー文、岩波書店)などがある。創作作品には、『しょうぼうじどうしゃじぷた』(山本忠敬画、福音館書店)、『もりのへなそうる』(山脇百合子画、福音館書店)などがある。子どもの本による国際交流にも貢献し、JBBY日本国際児童図書評議会(IBBY国際児童図書評議会の日本支部)にも尽力した。

「2013年 『講談社のおはなし絵本箱 ジャックとまめの木』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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