“弁当”の日がやってきた: 子ども・親・地域が育つ香川・滝宮小の「食育」実践記 (シリーズ・子どもの時間 3)

  • 自然食通信社
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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784916110596

感想・レビュー・書評

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  • このような取り組みはすばらしいです。

    子供は大人が思っている以上にたくさんの事ができます。
    けれど稚拙だし、経験不足で、大人の目から見れば非常に危なっかしく、もどかしく感じます。
    それらの感情をぐっと抑えて子供に「弁当作り」を任せる。
    早起きして弁当を作る子供も大変だけど、それを見守る大人だって大変。
    でもその大変さの先には、子供にも大人にもよい結果が待ち受けているのだと思います。

  • 素晴らしい挑戦であり、子どもの可能性を引き出す教育に未来を感じられる本。“何を聞いても「別に」「わかんない」「なんかウザい」”が問題になっているが、育て方と環境の両面次第で、子どもは力をつけて強く生きていってくれるのだと信念を持てた。やっぱり教育の現場では、もっと実践を多く取り入れるのがいいんじゃない?アメリカのハイスクールのようにさ、と思う。
    ただ、このような試みにクレームをつける親もいるだろう。
    事故(騒ぎも含め)防止で反対する教師もいるだろう。
    読んだ後にいろいろ調べてみると、なんだかなぁ、、、って気にもなる。

  • 著者の講演会を聞きにいったのですが、子供達の笑顔がとてもよかったです。

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著者プロフィール

1949年、香川県生まれ。小・中学校長、行政職を経て平成12年度より香川県滝宮小、国分寺中、綾上中の校長を歴任。3校で全国初の試み「子どもが自分で作る”弁当の日”に取り組み、2010年3月退職。朝日・毎日・読売・産経各紙、共同通信を通じて各地方紙や雑誌等で広く紹介。その間、『”弁当の日”がやってきた』『台所に立つ子どもたち』『始めませんか 子どもが自分で作る”弁当の日”(対談・鎌田實氏と)』『ごちそうさま もらったのは”命”のバトン』(自然食通信社刊)を上梓。以後フリーで講演活動を通じ、学校・家庭・地域が手をつなぎあう手立てとしても”弁当の日”への理解を深めたいと、精力的に活動している。著書多数。

「2019年 『100年未来の家族へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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