- Amazon.co.jp ・本 (122ページ)
- / ISBN・EAN: 9784916110930
作品紹介・あらすじ
からだの奥深くしまい込まれていた野性を解き放ち、産むちから全開にして赤ちゃんをこの世に産み出した産婦さんの歓びと官能に満ちた表情が、産む人しだい、昼夜を分たないしごとに明け暮れる助産婦を支えてくれる。「助産婦は女性とともにある永遠のしごと」と、産婦さんに寄り添い、5000人の赤ちゃんをとり上げて30年。太古の森のようなぬくもりのなかで女性たちのこころとからだを丸ごと抱きとめ、自立し開放感あふれるお産体験へといざなってきた矢島床子さんから、すべてのいのち産む人、育む人、生まれた人たちへのメッセージが詰まっている。
感想・レビュー・書評
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自然なお産をした人たちの言葉は力強い。
野生的で、躍動感に満ち、身体感覚と心の結びつきを否が応でも見せつけられる。
東京・国分寺で助産院を開業する矢島床子さんの「“産まされるお産”ではなく“産むお産”」にするためのアドバイスが満載。
産む女性へ、それをサポートする助産師へ、何を大切にしたら良いか。
助産師とはどんな仕事で、どんな存在なのか。
不要な医療の介入をなくし、心身を一つに、女性と助産師が一つに、家族が一つになって産むお産へ。
日本の助産をこの先の若い世代にもつないでいきたいと感じる一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小川糸さんおすすめ
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出産は、自然なもの。
こんな助産院があるって素晴らしいと思った。 -
妊娠8ヶ月の頃に読了。入院していたこともあり、内容に関してはノーコメント。