- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784916117908
作品紹介・あらすじ
パチンコという「ギャンブル」の実態を追う、渾身のルポ―好評につき、新装増補版を発行。家庭も心も壊して、パチンコにハマる人々、主婦・サラリーマン・定年退職者・学生・教師・自営業者など多数を追跡・調査。
売上三〇兆円の業界。だが、二千万万人の遊戯人口中、約二百万人の「依存症」を放置(半数は女性)。本書では「パチンコ依存症」の根本対策と、そして、パチンコという「賭博場」の全面禁止を提言。
感想・レビュー・書評
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「警察公認のパチンコというギャンブル。ごく普通にまっとうに生きてきたはずが、しだいに「パチンコ依存症」となりゆく」その過程を追ったルポルタージュの第一弾です。依存症は病気だと痛感させられます。
僕は、決してパチンコはやらないときめている。なぜなら破滅するまで決してとまらないと自分自身が一番よく判っているからだ。今、僕が住んでいる地元には大小含めてかなりのパチンコ店が存在する。田舎の町でここまでパチンコ店が多いのは全国的にも類を見ないのだそうだ。そして、直接会ったことはないが、パチンコ依存症の人間もかなりいるのではなかろうか?と僕は勝手に踏んでいるがおそらくそれは間違ってはいないだろう、とある種の確信を持っている。
僕の好きな言葉で
「バクチに追いつく稼ぎなし」
という言葉があって、ギャンブルの本質を言い当てた言葉では至言だと思います。この本に書かれているのはパチンコ依存症になったもともとは普通の暮らしを営んでいたであろう人間たちが描かれています。離婚したり、数千万円の借金を作って蒸発したりと、枚挙に暇がありません。特に男性よりも女性のほうがパチンコ依存症になりやすいのだそうですね。
これを読むと「アミューズメント産業」として、さまざまな分野に進出しているパチンコ業界が実は大変な鉄火場であることがよく判ります。皆様も、パチンコはギャンブルだということを念頭において、楽しむ方は楽しんでいただいて、されない方は、どうぞそのままパチンコにかかわらないことを強くお勧めします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パチンコやめますか?
それとも
人間やめますか?
パチンコは地獄の入り口
だってパチンコを長年やっていた著者が言うんだもん、間違いない。