クリスマスものがたり

  • 太平社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784924330184

感想・レビュー・書評

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  • ヨセフさんとマリアさんちの隣の子、レベッカさんが主人公です。
    二人の後を追って旅をしていくのですが、その辺りのエピソードが薄い気がします。
    二人の足跡は分かるけど、それだけ、別に二人が去った後に何があったかとかがわかるわけではない。
    ヨセフとマリアの旅を外から見るという視点は面白いと思うのだけど、なんかもっとエピソードが欲しかったです。
    キリストのお話しに詳しくない人にとっては、何だか良くわからない場所を通っていくだけのお話しになっちゃいます。

  • 「おきておきて」で有名なワイルドスミスの一冊です。
    素朴な味のある絵で、イエスキリストの誕生について描いた絵本です。

    先日読んだ「クリスマスのぎんのすず」同様に、この本ではヨゼフとマリアに付き添った羊の母親に置いていかれた子羊という、第三者の視点から描かれています。「~ぎんのすず」に比べて動物を主人公としてより子どもに親しみやすくするだけでなく、ぎんのすずなどの余計なエピソードをなくして母羊を追いかけるというストーリーでヨゼフとマリアの道筋も示しているので、"イエスキリストの誕生を第三者視点で描いた本"として、前者より良い本かとおもいました。

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