小さな花の王様

クヴィエタ・パツォウスカー 川本三郎

• 太平社 (1992年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[みーちゃんさんの感想 · 2021年9月3日]

小さい頃はこの絵本の良さは全く理解できず、どちらかと言うと好きではない絵本でしたが…
大人になってから開いてみたら、絵がとにかくきれい！
ある程度精神的に成長してから読むと良いと思う絵本です。

[minatoさんの感想 · 2005年8月4日]

タイトルときれいな色と、訳者の川本三郎さん（『こどもたちのマジックアワー』というエッセイが大好きでした）の名前に惹かれて借りてきた一冊。
小さなお城の小さな王様はある日、花の種を蒔きます。やがて花が咲き、お城は花でいっぱいになりますが、王様は何かが足りないことに気付き、それを探す旅に出ます・・。
絵柄は好き好きがあると思いますが、色づかいがとてもきれいなので、見るだけでもやさしい気持ちになれる本だと思います
（H17.7.7）。

[ジュライ座さんの感想 · 2005年7月30日]

ストイックな線と色調、なのに画面からあふれるハッピー感。
生きる喜びがつたわってくる。最高に好きな本。