のはらうた (1)

  • 童話屋
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784924684218

感想・レビュー・書評

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  • ひるねのゆめが特に良かった。

  • 子供の頃から読んでいた。
    初めて読んだのは教室に置かれた学級図書。
    大人になって自分で買って、それから度々読んできた。
    暖かく、カラフルな心を取り戻せる詩集。

  • 音読すると、リズムがよくて楽しくなる。別に大きな声でなくて良いので声に出すのをおすすめする。学生時代に習った詩がちらほら出てくるのは、懐かしかった。

  • 有名どころ、図書館で読んでよかったので借りた。

    のはらみんなの 「し」を、くどうなおこさんが かきとめてくれました。

    心にくいです、天才。
    やさしいことばで、やさしい世界を紡いでいます。
    私が中学一年生のとき、「のはらうた」の何編かが、国語の教科書に載っていました。
    私は「たんぽぽはるか」の「あいたくて~」が印象に残っています。
    全体的には「かまきりりゅうじ」の「おう なつだせ~」が断然人気でした。(もちろん私も好きでした)
    今回は、「『のはらうた』のできたわけ」(のはらみんなのだいりにん くどうなおこ)、「すきなもの」(みみずみつお)、「ひかるもの」(からすえいぞう)、「あきのひ」(のぎくみちこ)が特に気に入りました。
    季節ごとに、のはらみんなの詩があるので、読むときどきで感じる詩が変わりそうです。

  • のはらうたの1作目。いろいろな場所に掲載されたのはらうたを集めている。

    こおろぎさんの鳴き声が、電話とか。
    うみさんとくもさんのやりとりとか。
    かまきりやかぶとむしにじーんとしたり。

    笑顔とやすらぎの言葉がいっぱい。

  • 詩が苦手で、どう読めばいいのかが分からない。
    詩の良しあしが分からない。
    だけどこれは、音読が楽しい。
    リズミカルな言葉が、読んでいて心地いい。
    野原にはたくさんの生き物がいて、それは子どものように私には喜ばしいものに思えるのだ。

  • 小学5年生のときの担任の先生が何度も読んでくださったので気に入って、初めて自分で買った詩集。
    装丁も素敵で、本棚に並んでいるだけでなんだか嬉しくなる本。
    パラパラめくるとじんわり温かい気持ちになれます。

  • とってもかわいらしい詩集。

  • きもちがのはらにかえれます。

    小学校のときの愛読書。古本屋でみつけて迷わず購入。

  •    「し」をかくひ 
                 かぜみつる
     ゆうべ 
     くりのきのとこ とおったら、さ
     みのむしのやつ ないているのさ
     こわいゆめ みたのだって
     まだちいさいし、な
     むりないよ
     おれ あしたのぶんに とっておいた
     そよかぜをだして ゆすってやった
     みのむしのやつ わらってねむったぜ

     あんまり かわいくて、さ
     とうとうそよかぜ ぜんぶ
     つかっちまって、さ
     だから おれ きょう おやすみ
     ひまだから「し」かいてるの

     私はみのむしじゃないけれど、そしてもう小さくもないのだけれど、恐い夢をみるとやっぱり泣きたくなります。明日の分の風をだしてくれて、かぜみつるさん、ありがとう。
     

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著者プロフィール

訳者 くどうなおこ
台湾生まれ。詩人・作家。『てつがくのライオン』で日本児童文学者協会新人賞、『ともだちは海のにおい』でサンケイ児童出版文化賞、『ともだちは緑のにおい』で芸術選奨新人賞、『のはらうたV』で野間児童文芸賞を受賞。2004年に巌谷小波文芸賞を受賞。絵本の翻訳に『だんまりこおろぎ』『ゆっくりがいっぱい』『月夜のみみずく』などがある。

「2020年 『英語でもよめる できるかな? あたまからつまさきまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

くどうなおこの作品

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