- Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
- / ISBN・EAN: 9784924684652
感想・レビュー・書評
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言われてみれば、どうやって森ができていくのか知りませんでした。
ほったらかしにされた草地が、とてつもない年月を経て変わっていく自然の法則がわかります。
高い木々が増えると、低い植物は日光が当たらなくなるので、自然と高い木、もしくは低くても日光がなくても育つ種が生き残っていく、という法則ははなるほど!と感心しました。
植物の変化によって、そこに住み着く動物も変化していくのですね。
わりと長いので子どもに読み聞かせながら、早く森になって!と思いました(笑)
それだけ長い長い時間をかけて育った木や自然を大事にしなくてはいけないことが最後に書かれていて、説得力がありました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
森にも成長の段階があることに驚きました。
森の歴史を考えたらなんだか感動してたまらなかったです。
「野生の木々は、そこにただなんとなく突っ立ってるわけじゃない」と教えられたことがありました。
この本を読んで自然への見方が変わったので、実際に森へ足を運べばその意味がわかるのかなと思いました。 -
森は人が作り、林は自然にできたものとか・・・、そんな話を聞いたことがあります。この本はそんな言葉の違いの話ではありません。「森はだれがつくったのだろう?」ジャスパソン・文、エッカート・絵、河合雅雄・訳、1992.3発行です。この本は、開拓して畑を作っていた農夫一家が移動してからの土地の変化、200年にわたる植物と動物の移り変わりの様子を描いた作品です。植物が変わり、それに応じて動物も変わっていく様子、自然の「理」に感動を覚えました。自然を大切にする気持ちが湧いてまいります!
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美しい本。イラストも文章もテーマも、何もかもが美しい。原著でも読みたい。
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森の成長を静かな言葉と美しい絵で知的に解説してくれる素敵な絵本です。
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人がいなくなった平野が森にと移り変わっていく様子をイラストとともに説明してあります。とてもわかりやすく、森ができるまでの過程がよくわかりました。
改めて長い時間をかけてできた森を大切にしたいと思いました。 -
これはすごく難しい絵本だった、、、、
植物や動物、生態に興味がある子は
食いついてみるかもしれない。
でも、これを読むと、実際にもりにいきたくなるね。
特に、最後のページに「もりにいったら気をつける事、気をつけてみるべきこと」
って言うようなポイントがまとめてあるから
やってみたい、実践してみたい
って思うんだね。
written by ごじゃるde142(@gojarude142) -
0911『自然とかがくの絵本総解説』より
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分類=自然・森林。92年3月。
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小学生のときに買ってもらった絵本。
いまでもたまに読み返してます。
河合雅雄の作品






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