オタク論2 !(2)

  • 創出版
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784924718937

作品紹介・あらすじ

世の中がどんどんオタク化している。オタク第一世代が語る「オタク論」好評第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 【共著:唐沢俊一】

  • 携帯とネットが別のものと扱われてることにすごい違和感があったけど時代の違いなのかな

  • オタク第一世代、唐沢俊一と岡田斗司夫の2人による対談の第2集。
    「オタクが一般化」したではなく、「一般がオタク化」した現状、身近な話が多い。
    ネット社会の人格、現実社会でのキャラ付けなど、興味深い話も見逃せない。
    2人の意見が対立することはあっても、決して迎合することはない。
    相手の意見を踏まえたうえで、自分の考え方を示す両者から得るものは少なくない。

  • 一巻に引き続き二年後どうなったかなと思って読んだ。うん、相変わらず失敗してるね!

  • 《内容紹介
    オタク第一世代が語る「オタクって何だ!」。テレビでもおなじみの2人が鉄オタからスピリチュアルまで、オタク的な社会事象を語り尽した「オタク論」決定版第2弾、いよいよ登場!

    本書は月刊『創』での人気連載対談時評「オタク論!」をまとめた、単行本「オタク論!」に続くもの。
    著者は、日テレ「世界一受けたい授業」の"雑学先生"としても人気の唐沢俊一。そして「オタク学入門」「東大オタク学講座」で注目を集め、NHK「BSマンガ夜話」「アニメ夜話」のレギュラーコメンテーターとしても定評のある岡田斗司夫。
    この2人が、スピリチュアルブーム、ネット社会など社会事象を独自の視点で語りつくした!!

    内容(「BOOK」データベースより)
    世の中がどんどんオタク化している。オタク第一世代が語る「オタク論」好評第2弾。

    著者について
    ●岡田斗司夫(おかだ・としお)
    1958年大阪府生まれ。作家、評論家。(株)オタキング代表、大阪芸術大学客員教授。アニメ制作会社・ガイナックス元社長。映画「オネアミスの翼」、アニメ「ふしぎの海のナディア」などを制作。同社を退社後、東京大学「オタク文化論」ゼミで注目を集める。執筆以外では、食玩シリーズ「王立科学博物館」、NHK「BSアニメ夜話」レギュラーコメンテーターなど、幅広い分野で活躍。著作は『ぼくたちの洗脳社会』(朝日新聞社)、『オタク学入門』(太田出版)、『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)、『世界征服は可能か?』(ちくまプリマー新書)など多数。
    http://otaking01.cocolog-nifty.com/blog/

    ●唐沢俊一(からさわ・しゅんいち)
    1958年北海道生まれ。作家・評論家。『トンデモ本』シリーズを生んだ「と学会」中心メンバー。古本、映画、薬、落語など幅広い分野での評論活動を展開。B級カルト物件の発掘をライフワークにしている。最近では日本テレビ「世界一受けたい授業」講師、ラジオ・パーソナリティ、舞台俳優などでも活躍。著作に『トンデモ一行知識の世界』(ちくま文庫)、『社会派くんがゆく!』(共著・アスペクト)などがある。
    http://www.tobunken.com/

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    唐沢 俊一
    1958年北海道生まれ。作家・カルト物件評論家。『トンデモ本』シリーズを生んだ「と学会」中心メンバー。古本、映画、薬、落語など幅広い分野での評論活動を展開。B級カルト物件の発掘をライフワークにしている。最近では日本テレビ「世界一受けたい授業」講師、ラジオ・パーソナリティ、舞台俳優などでも活躍

    岡田 斗司夫
    1958年大阪府生まれ。作家、評論家。(株)オタキング代表、大阪芸術大学客員教授。アニメ制作会社・ガイナックス元社長。。映画「オネアミスの翼」、アニメ「ふしぎの海のナディア」などを制作。同社を退社後、東京大学「オタク文化論」ゼミで注目を集める。執筆以外では、食玩シリーズ「王立科学博物館」(タカラ)監督、NHK「BSアニメ夜話」レギュラーコメンテーターなど、幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 》

    p.14【漫画のパロディと著作権:一案~コミケで払うお金をすべて一種の地域通貨(例:「コミック」等)に換金しないと同人誌が変えないことに詩、準備会を通し、5%程度を供託金としてプールすれば10年間で10億円程度たまる。この資金を元に政治家を動かし著作権の解釈の一種として「許諾権」(パロディとして作品が使用されたとき著作権者に払われる)をつくり、著作権者の保護と同人誌の脱税を防ぐ。パロディ全てを違法として認めないことにすると、漫画文化自体が衰退してしまう。】
    p.116【《ネット情報の特徴は「速報性」。つまり「早い」「安い」「怪しい」の『情報ジャンクフード』の様な物。摂り過ぎると「情報的に『肥満』してしまう。》】
    p.117【《◎「ぼくたちの洗脳社会」(朝日新聞社)で書いたが、『情報社会の本質と言うのは、情報が流れるのではなくて、情報に対する解釈が流れる社会。つまり「それをどう思うか」が流れる。したがってネット住人はお互いがどう思うかをすぐ知ることが出来、『いじめの構造』に似たものが出来上がる。まず、誰をいじめるか問いいう『場の雰囲気・空気』が早い段階で出来、いっせいにその対象を批判し始める。なぜそうするのかと言う疑問さえなく、「その場の雰囲気」に合わせる(空気を読む)のが最重要課題となってしまう。》】

    p.163~164【《(唐澤俊一)私は現代文化はアルチザン(職人・職人的芸術家)によって作られると思っていいる。決してアーティストじゃなく。アーティストというのには二流も三流もある程度必要なんだけど、アルチザンだけは一流しか要らない。そして、アーティストは自分の才能を自分一代で使い切って死ぬけど、アルチザンは自分の技術を人に伝える事が出来る。現代文化を死に絶えないようにする為には、アルチザンの数がアーティストの3倍くらいいなくちゃいけないのに、今の若いのはみんなアーティスト指向で、アルチザンがいない。これが非常に問題だと思うんです。私が何で急にプロデュース、プロデュースと喚き始めたかと言うと、何か最近、文化的伝統がどんどん途絶えていってるんじゃないか、と言う危機感もあって。伝統が無い世界では、そもそも好きな事と言うのも見つけられませんよ。伝承の技術が無いんだから。私はそれを憂いているから、アルチザンを育てたい。》
    p.182【《(唐澤俊一)格差社会について:《自由競争を是と摺るなら当然勝者と敗者が生まれる。かつて日本が経済の二流刻であったり、上昇過程であった時代はアジアの儒教的観点から血縁・コネでまとわりつく貧乏な周りの人間を切り離して、(清朝が倒れた一因はコネの弊害)有望な個人や法人をどんどん規模を大きくしていくことが大事で、それが日本経済で一流企業を作る方法だった。敗者を置いて行く事を当たり前にして、一握りの成功者を作らなければいけない時代だった。
    が、このような「現在のような格差のある経済状態」では、敗者をなくす、のでは無く、敗者であっても生き延びる事が出来る、逆に言うと、勝者と敗者の共存と言う発想が必要になってくるのでは。》
    《(岡田 斗司夫)もう、二つの選択肢のどちらかを選ぶしかない。
    1.中流:「広がりすぎた格差を縮めて、できるだけ中流家庭を増やす社会」~リベラル派
    2.貴族と奴隷:「農奴という階層を認めて、貴族と奴隷という二大階層の社会」~貴族は奴隷の面倒を見なければならず、特権の変わりに負担大(ノブレス・オブリージュ)・「人類本来の姿」とも。
    奴隷は貴族の「財産」であり、大事にする義務あり、という考え方。
    p.187【(岡田)《言葉は悪いが「例え話」として、奴隷を派遣社員に例えると、派遣社員たちの貧乏や不幸せを改善することは、企業経営者の責任になってくる。今は、逆。企業経営者は正社員の保護をするから、派遣は奴隷扱いしてかまわない、と言う事になっているが、派遣まで面倒を見る。つまり、「」自分のお金の及ぶ範囲全てがお前の奴隷一族なんだ』と言う事で、家族と使用人みたいな形で、企業の社員はせいsyサインが『家族』、派遣は『使用人』という風に考えて貰わないと、もうこの世の幸せと言うのは、維持できない。経営者の義務とは、株主でも利益でもなく、社員や派遣やパートの人たちの『生活の面倒を見ること=領主になる事』だと。
    ★経済的繁栄が一番見られるのがリベラルな市民社会(中流が多い社会)であり、文化も一番発展する。僕らはやっぱり経済繁栄よりも文化範囲の方が楽しい。
    (唐沢)ただ、平等を原則とする市民社会は『均質』を要求されるので、人種とか宗教とかが異なる人々は排除されてしまう。身分の差と言う事さえ我慢すれば、王制の方が多様性に寛容。(小熊英二の説。例:アレクサンドル・デュマのような黒人奴隷の子がルイ・フィリップ国王の庇護の下、フランスで大ベストセラー作家になる。これは同時代のアメリカでは絶対不可能だった。アレクサンドル・デュマ:『三銃士』で有名なフランスの作家、大デュマの父親は貴族と黒人奴隷との混血児で、王将時に奴隷として扱われていた。後に父親に私生児として引き取られ、軍隊に入り波乱万丈の人生を送った。》】

    p.197【ネットにいる人(働かない・仕事に就いていない)は「出すカネが無い」ので「(カネが要る)娯楽」には興味が無い。】

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