おちゃのじかんにきたとら

制作 : Judith Kerr  晴海 耕平 
  • 童話館出版
3.94
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本棚登録 : 785
レビュー : 133
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784924938212

作品紹介・あらすじ

おちゃのじかんのごちそうになろうと、やってきたとら。家の中にあるたべものをぜんぶたべてしまいます…。このおはなしに、ちいさいひとたちの胸ははらはらどきどきし、そして、とらの、礼儀正しい"おおきな"ふるまいに、心を解き放っていくことでしょう。読んであげるなら、およそ3才くらいから。

感想・レビュー・書評

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    ドイツの絵本

    表紙の椅子に座ったトラの姿と
    少し足を開いて座っているソフィーの姿が
    なんだかとっても愛らしい
    内容もとてもかわいい
    こんなトラなら
    うちにも来ないかな
    トラ用フードがどこで売ってるかわからないけど(笑)

    下の子はこわがりなので
    このトラですら恐いらしい
    まぁ 来て欲しくないっていう程度だけどね
    大きいからかな?
    とってもかわいらしいのになぁ
    下の子が大きくなったら感想が変わりそう

  • 突然トラがきて家にあるものを全部食べ尽くす。いよいよ残りはお母さんと子供・・・・とドキドキ!
    という気持ちは空振りで、最初から最後までほんわか雰囲気で、
    だれもトラを怖がらずおはなしが進んでいき、
    「トラは恐ろしいもの」という固定概念の大人の私には
    ?????
    でも、この空振りした気持ちは 「ヤサシイキモチト、コドモノトキヲオモイダシテネ」と言われているようで 思わず苦笑いしてしまった。
    読後感は図書館ライオンと似てるな~。あれより純粋に子ども目線な感じ。

  • トラをこわがることもなく 一緒にお茶の席に・・・
    そして すべて飲み食いされてしまう。
    食べ物がなくなって ソフィーとおかあさんも食べられてしまうのかと
    ドキドキした。

  • 小さい女の子、ソフィーがおかあさんとお茶にしようとしていると、突然玄関のベルがなります。
    さあ、誰かしら?
    ソフィーが開けてみると、そこにいたのは、毛むくじゃらの大きなとら。
    とらは礼儀正しく
    ぼく とても おなかが すいているんです。おちゃのじかんに、ごいっしょさせて いただけませんか?

    といいます。
    おかあさんは「どうぞ」ととらを招き入れます。

    ところがまぁとらの食べっぷりのすごいことと言ったら!
    サンドイッチもパンもビスケットもケーキも
    牛乳もお茶も、みーんなたいらげてしまいます。
    そればかりか台所のものも冷蔵庫のものもぺろり。

    おおらかで独特の雰囲気のある絵本です。
    大きなとらはちょっぴり怖いけれど、ふかふかの毛皮は気持ちよさそう。
    とらががつがつといろんなものを食べている間、ソフィーは尻尾にさわったり、首に手を回したり。

    とらが帰った後、おかあさんとソフィーは次にとらがいつ来てもよいように、あれこれと準備をします。
    さぁとらは現れるのでしょうか?

    毎日こんなおきゃくさんが来るのはちょっぴり大変だけど、ときどきなら来てもいいかなぁ、と思わせるほど、とらが魅力的。
    小さい女の子のしぐさや体つきもよく特徴が捉えられています。

    最後のページの不思議な余韻もいいですね。


    *先ごろ亡くなったジュディス・カー(1923-2019)の代表作。
    ベルリン生まれ。父は著名な作家・演劇評論家、母は作曲家。両親ともにユダヤ系であったため、ナチスの台頭に伴い、1933年、一家でドイツを離れた。スイス、フランスを経て、1936年にイギリスに移り、以後、没するまでイギリスで暮らした。
    本作は絵・文ともにカーによるもの。

  • 「ソフィーとおかあさん」の「おちゃのじかん」に、大きな「しまもようのとら」がやってきて、テーブルの上のごちそうだけでなく、台所のものも冷蔵庫のものもみーんな食べてしまい……。 
     こんなとらが来たらどうしよう! 一見礼儀正しそうなとら君の不思議なことといったら! 目線はとってもあやしいのに、にっこり笑顔がたまらなくキュート。それに、どのページも色がきれい。ソフィーのタイツもかわいいし、1968年のお話なのに、お父さんはソックスとネクタイを同色でコーディネートしている。
     じつは、このとらはいきなり平和な生活に侵入してきたナチスを暗示しているという話を聞きました。作者のドイツ人ジュディス・カーさんは1936年にイギリスに亡命しています。二度と何もかも食べ尽くしてしまうとらはこなかった、という点にほっとさせられます。

  • 本当はこれ、ある日の夕方、
    疲れてもうなんにもしたくなくなった食事当番のお母さんが、
    「今日はとらが食べちゃって家に食べものがないから、
    お夕飯は外で食べない?」
    って家族に話してきかせたお話だったら楽しいなー。
    なんて思いました(笑)。
    道で見かけたトラネコから想像を膨らませちゃったキュートなお母さんと、
    ノリのいいお父さん、とかね。
    いずれにせよ、娘はアイスクリームで大喜び。

  • 登場人物の衣装がかわいい!
    大人も子どももなんども読みたくなる本。
    ほんとにきたらこわいよね。

  • 世界的絵本作家
    ジュディス・カー氏
    逝去……95歳
    特に日本では、『おちゃのじかんにきたとら』で知られていました。ご冥福をお祈りします。

  • 呼ばれていないのにお茶の時間にあらわれたトラ。ぜんぶぜんぶたべつくして満足して帰ってしまう。トラがいつきてもいいように準備していたらもうこなくて。トラはなんのメタファーか。

  • 大人ははてな?と思うかもしれませんが、この本が好き!って言う子ども、多いです。

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著者プロフィール

ジュディス・カー(Judith Kerr)
1923年6月14日 - 2019年5月22日
ベルリンに生まれる。ナチスの迫害をのがれ、スイス、フランスに移住したのち、1936年渡英。ロンドンの美術工芸学校に学ぶ。テキスタイル・デザインの仕事やBBC放送の脚本担当などを経て、絵本を手がけるようになる。代表作に、『おちゃのじかんにきたとら』("The Tiger Who Came to Tea" 童話館)、1970年に刊行された『わすれんぼうのねこ モグ』にはじまるモグのシリーズは今も愛され、読みつがれている。他の作品に『もう一羽のがちょう』(評論社)、半自伝的作品『ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ』(評論社)などがある。

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