ちゃぼのバンタム

  • 童話館出版
3.40
  • (2)
  • (3)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 96
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784924938410

作品紹介・あらすじ

農場に、たくさんの動物がすんでいました。その中に、からだのめだって小さなおんどりがいました。ちゃぼのバンタムです。にわとりの群れでいちばん強いのは、からだの大きなたいしょうです。バンタムは、めんどりのナネットをすきなのですが、ナネットのそばにはいつもたいしょうがいます。ある日のことです。農場にきつねがしのびこみました。にわとりたちはおおあわて。見ると、ナネットがきつねにつかまっているではありませんか。たいしょうはいち早くにげています。バンタムは、ナネットをすくおうときつねにむかっていきました。読んであげるなら、およそ6才くらいから。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • おとなのえほん
    http://ehon.hatenablog.com/entry/bantam

    バンタムが大将からのイジメを克服するために、直接的に大将に
    決闘を挑んで見返すのではなく、ほかの第三者を使って自分の地位を
    向上させたという部分が良かった。
    大将をこてんぱんにやっつけて獲得したしあわせなら、これほど
    感動はしなかったはずだから。

    ...それにしても、バンタムが勇敢に闘った後のまわりのメス鶏たちの
    見る目の変わりようがなんともおもしろい(笑)

  • 農場に飼われているニワトリに混じって、一羽だけ飼われている体の小さいチャボのバンタムが、活躍するお話。

    体の大きな雄鶏の大将とも最後仲良くなれちゃうのが、いい感じです。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

ルイーズ・ファティオ 文 ルイーズ・ファティオ1904年、スイスに生まれた。のちアメリカに移住し、帰化した。夫のロジャー・デュボアザンと『ごきげんならいおん』などの絵本を共作した。1993年没。

「2015年 『クリスマスの森』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ルイーズ・ファティオの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×