どこへいってた

  • 童話館出版
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感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784924938588

感想・レビュー・書評

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  • 敬愛するマーガレット・ワイズ・ブラウンさんの文章に、大好きなバーバラ・クーニーさんが挿絵を付けた詩的な作品。
    美しく滋味豊かな作風で知られるおふたりだもの、それはもう素敵な一冊だ。

    これといったストーリーはなく、たくさんの生き物たちが登場しては【どこへいってた?】と聞かれ、それに対して答えていくという繰り返し。
    短い問いと答えがとても洒落てて、それでいて深い。
    「きょろきょろ」「くるっくるっ」「のっそりのっそり」「けろっけろっ」などという擬音も楽しい。
    静かなお話にふさわしく挿絵はモノクロが基調で、さし色の赤がよく効いている。
    ハンディサイズなので、小さな子への寝る前の読み聞かせには最適だろう。
    持ってるお母さん(お父さん、かな?)の、腕が痛くならない(笑)方がありがたいものね。

    馬とうさぎが出色で、最後のからすでは「やられた!」って思うはず。
    なんて楽しくて粋なラスト!
    ああ、誰か小さな子にこの本を贈りたいと、心底そう思った。
    そして、私が寝る前には、この本を読んでもらいたいなぁ(笑)。
    約3分。2歳くらいからと書いてあるが、一歳半くらいからでもOKかもしれない。

  • 赤と黒だけで描かれてシックな雰囲気です。ネコ、カエル、鯨、ライオン…色々な動物たちが登場するのですが、たった数行の短い文の中に、その生き物本来の特性の赴くままに伸び伸び生きている事が表現されていてすごい。最後のカラス好きだなー。事実、カラスって観察眼あるよね~。

  • とにかくイラストが素敵。
    赤と黒がシックでセンスがよくて飾っておきたい。

  • 今度は、マーガレット・ワイズ ブラウン×うちだ りさこ×バーバラ クーニーの三強による作品。

    なかでも、昨年、お亡くなりになられたうちださんがこのような作品の翻訳も手がけていたことを喜ぶ。

    「くじら」→「うさぎ」→「ライオン」→「ねずみ」と続く記述が、とても示唆に富んでいる。そして、にくいのは、入れ子構造で終わる「からす」のページ。得意げなカラスがこっけいです!これって私!?

  • 赤、白、黒、と色使いが少ないが、裏表紙ですら、とても美しい絵本
    文章もテンポがあり、読みやすい
    この二人の組み合わせって、すごいなぁ…

  • 黒の絵柄に赤を適度に使うことで、登場する動物たちの可愛さが
    より引き立っているように思います。
    小品ながらすばらしい絵本です。

  • 白黒に赤のワンポイントがシックな絵本。
    文章の語呂も良くて、音読するのも心地いいです♪
    カラスさんのページの細かさには脱帽!
    子ども達が気付いて驚くのはいつのなるかしら?

  • 母は好きなマーガレット・ワイズ・ブラウンの世界。こどもにも何冊か読んでいるがあまりはまってくれない……。少し寂しい。

  • 赤と白と黒で描かれています
    物語というより,詩のような本
    それぞれ動物たちの詩とイラストがリズミカルに描かれています。

    読み聞かせ時間は3分弱です

  • 1歳11ヶ月。2色刷りの絵本なので、子どもには少し寂しく感じるかと思ったのですが、意外にも自分から「よんで〜」と持ってきました。

    可愛らしいいろんな動物とオノマトペのリズミカルな文で気軽に読めますが、ページ数が多いので、最後まで集中して見てくれないことの方が多かったです。

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