柳原良平の装丁

著者 :
  • DANぼ
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本棚登録 : 53
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784925094177

感想・レビュー・書評

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  • [台東区図書館]

    開架で置かれていた表紙に見覚えを感じて立ち読み。
    "アンクル・トリス"という名前にも聞き覚えを感じて思い出せないままにページをめくっていたが、、、、やっとわかった!トリスハイボールの絵だ!ふーん、パラ見のせいで結局正確にはわかってないけれど、このモチーフ?の名前がアンクル・トリス?なのかな?そしてこの筆者はサントリーのCMの一環としてこの人物画を生み出した?のか???
    婦人雑誌などの表紙絵にも使われていたということで、もしかしたらトリスハイボールの挿絵だけでなく、当時は子供の立場だけれどその手の本からもインプリンティングされていたかも。この独特の人物モチーフナシのデザインとしては、アンネフランクの日記の本も、この方の装丁らしい!

    こういうちょっとした"繋がり"や"知識"と出会えるのも読書の楽しみ。本屋や図書館など、"自分の選んでいない本"と知り合える場っていいな。

  • トリスおじさんの柳原良平大好き!

    静岡の清水の貯水タンクのイラストが柳原さんの描いた羽衣伝説なのです。そんな縁で大好きなのです。

    山口瞳さんや開高健さんの表紙・装丁が印象に残ってます。
    あ、山本周五郎の本もやってたねえ。

    わくわくわくわくしながら眺めたのでした。

  • アンクル・トリスは切り絵から生まれたようです。首がない、飛び出した鼻の顔は切り出しやすそうです。

  • タイトルまんまの本。エルザのシリーズを手がけておられるとは知りませんでした。
    洋酒でも呑みながらのんびり見るのがいいですね。

  • サントリーのCMでお馴染みの「アンクルトリス」の生みの親は、本の装丁集。
    洋酒マメ天国を見つけて購入したのがきっかけでこの本を手に取りました。
    中身はとても綺麗な装丁達で見ているだけで楽しい一冊です。

  • 編集した者です。柳原先生の代表的なお仕事ながら、まとまって見られる本が無かったため、作ってみました。拙いレイアウトや文字化けなど、直したいとこばっかりな本ですが、作って良かったと思います。

  • 色彩もデザインもとても刺激的な一冊。
    イラストもとてもキュートです。

  • 柳原良平さんの装丁がとても素敵です。
    洋酒天国・アンクルトリス以外にもこれだけ装丁のお仕事をされていたのはビックリです。

    洋酒天国、全部欲しい!!

  • 1960年代にサントリーのCMで大活躍した「アンクルトリス」の生みの親は、本の装丁も数多く手がけています。今やほとんどが絶版でなかなか見る機会のない本たちを、一挙に見られるこの本は、ファンとしては涙ものでした。わたしは彼が装丁を手がけた山口瞳の著書をコツコツと集めています。

  • イラストもすばらしいけど、色彩もすばらしいです。「洋酒マメ天国」は圧巻!

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著者プロフィール

柳原良平 (1931~2015)。東京生まれ。画家、イラストレーター、絵本作家。1954年京都美術大学(現京都市立芸術大学)卒業後、寿屋(現サントリー)宣伝部に勤務。テレビCFのキャラクター“アンクルトリス”を創案。その後フリーになり、毎年横浜で好きな船をモチーフに個展を開いていた。2013年第6回海洋立国推進功労者内閣総理大臣表彰受賞。

「2017年 『貨物船のはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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