デザインのたくらみ

著者 :
  • トランスワールドジャパン
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本棚登録 : 204
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784925112567

感想・レビュー・書評

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  • 『普段私たちが何気なく目にしているもの、
    それはすべてデザインされてあり、
    人が作ったものでデザインされていないものはこの世にはない』
    冒頭で著者はこのように述べる。
    そして、様々なもののデザインがどうしてこういう風になったのか、
    というたくらみを書いていく。
    取り上げているものは私が知っているものもあるし、
    全く知らないものもある。
    専門的でわからない部分もある。
    読んでいて思うのは、
    これだけおしゃれなものが周りに溢れていたら楽しいだろうな、
    ということ。
    自分が気づいていないだけで、
    身近におしゃれなものがもっとあるのかもしれない。
    世界が少しだけ楽しくなる、
    それもデザインの役割なのだろう。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「それもデザインの役割なのだろう」
      コミュニケーションがし易くなるとか、詰まらない間違いが減るとか、全てデザイン如何だと思う。
      坂井直樹の”...
      「それもデザインの役割なのだろう」
      コミュニケーションがし易くなるとか、詰まらない間違いが減るとか、全てデザイン如何だと思う。
      坂井直樹の”デザインの深読み”
      http://sakainaoki.blogspot.jp/
      2013/04/06
    • 国中千鶴さん
      nyancomaruさんへ

      デザインってあまり意識はしてなかったですが、実はすごい役割があるような気がします。
      大切ですね。
      nyancomaruさんへ

      デザインってあまり意識はしてなかったですが、実はすごい役割があるような気がします。
      大切ですね。
      2013/04/14
  • デザイナーが、仲間のデザイナーや製品などをピックアップして解説している。
    デザイナーの個性など、一流のデザイナーならではの着眼点が面白い。

  • モノづくりのデザインのこだわりが、とても伝わってくる。ソニーのデザイン力はすごいんだと実感。

  • 面白かったー★
    まず、「たくらみ」ってタイトルが素敵すぎよね!この本はプロダクトだけじゃなくて、デザイナーやあらゆる「デザイン」されたものについて坂井さんが言及してるんだけど、「〜のたくらみの話をしよう」とかって!きゅんとするわ!w
    坂井さんの筋肉質な腕を思い出しながら読んでいたあたし⬅変態w

    なんか、自分の中でずっと「自分は日本人である」ってアイデンティティが欠如してるなーって感じてたんだけど、読了後なんだか目覚めた感じ!!
    なんでだろ?
    別に日本に限った話してるわけじゃないのに。
    日本人でこれだけ世界で活躍されてる方に影響されたのかな?
    あー、いい本だったなぁ。2006年初版だから時代背景は異なるけど、色褪せない。

    読み終わってとても幸せな気分になりました♡

    ありがとうございます♥

    そして、日本人であることをもっと大切にして意識していこう。別に何人とか分けなくていいじゃん!ONE LOVEでしょ?!とか思ってて、それはそれで変わらないけど、「日本人である」って自覚が足りなすぎたわ。

    坂井さんに会いたいなー♡

  • 中央 501 サ

  • メモ
    ・フィリップ・スタルク、アサヒビールの建物
    ・河口洋一郎
    ・ポール・ランド、絵本
    ・ブルーノ・ムナーリ、絵本
    ・ディック・ブルーナ、絵本、ミッフィー、6色のベースカラー
    ・和菓子:限られた素材しか使わない条件下で、見た目を変えていくということに力点。
    ・ルイジ・コラーニ

  • 先日、SFCに訪問して、坂井研究室に立ち寄った際に、頂戴した本。帰りの車の中で一気に読み切った。

    デザインを深く知らなかったため、より知識を頂いたとともに、坂井先生の仕事の幅の広さを知ることができた。

  • デザイナー側の意図すること、その背景を80の製品や人、ブランド、文化について見開きで解説した本。パラパラと関心のあるトピックだけ読んだ。面白いものもあったが、そもそもデザインの知識が多少ないと楽しみきれない。

  • 読了

  • 『デザインの深読み』がよかったので、買ってみた。

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著者プロフィール

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授、コンセプター。
京都市立芸術大学入学後、渡米。サンフランシスコでファッションビジネスを立ち上げる。帰国後はテキスタイルデザイナーとして活躍し、その後1987年に日産自動車から販売されたBe-1のコンセプト企画でヒットを出し、その後は国内外の製品開発に携わる。KDDIの移動体通信(携帯電話)ブランドであるauの外部デザインディレクター。2008年より現職。
主要作品に、KDDIおよび沖縄セルラー電話のau携帯電話(au design project)/東京ガス「ピピッとコンロ」/東レ「トレビーノアクアマイスター」ほか、多数の商品デザインを手がける。
主要著書に、『デザインのたくらみ』(トランスワールドジャパン、2005年)、『デザインの深読み』(トランスワールドジャパン、2007年)ほか多数。

「2013年 『x‐DESIGN 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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