成功の実現

著者 :
  • 日本経営合理化協会出版局
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感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784930838544

作品紹介・あらすじ

なぜ、各界の頂点を極めた人々が「生涯の師」として中村天風師に心服したのか。 「座談の名手」として定評のあった中村天風師の録音テープ71巻の発見を機に、その積極的な「人生成功の哲学」と魅力の全貌を、誰にも分かりやすく、しかも面白くまとめた、まさに社長必読、成功開眼の書。発刊以来、全国の社長から絶賛の声がやまない衝撃のロングセラー!

感想・レビュー・書評

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  • この本を手に取った時、400ページ、ハードカバーに面食らったが、おじいさんが語りかけてくるのを聞いているようで、案外早く読めてしまいました。図書館で借りると、今や懐かしい貸し出し履歴が貼ってあって、1993年から貸し出しが始まっています。長く読まれている本です。私がこの本を読むきっかけになったのは、スミスの本棚(テレ東)で紹介されていたからです。生きる示唆が記してあって読んで良かったです。毎日文句を言ったり、環境のせいにしていたのが、少しはなくなって、生きていることだけでもありがたい、と思う気の持ち方ができるようになったように思います。ただ、気を感情からも離脱して、何もかも客観的に見て行動する、と言うのはそうそうできるもんじゃないかなぁ。日々鍛練です。人生の指南書は数ありますが、語りかけ口調のせいか、本当に自分に落ちてくる効果があります。
    ー鏡に映る自分になりたい自分を命令せよ。1日1項目。
    ー悲しいこと、腹立つこと、消極的な事腹一切寝床に持ち込まない。そのような言葉を口にしない
    ー心が積極的か消極的か、常に客観的に検討して消極的なものは追い出す
    ー 不平不満を言わず正直 親切 愉快をモットーにする
    ー 取り越し苦労厳禁 さしあたるその事のみただ思え 過去は及ばず未来知られず
    ーヨガの呼吸。肺の残気を十分吐き出して、息を深く吸い込む

  • 難しい。

    いままでに何冊かこう言った引き寄せとも言える本を読んだことがあったためすんなり読み込める部分もある。
    例えばこの本の中でよく出てくる「心を積極的に」という言葉は理解できる。
    難しいのは第六章。
    なかなかすんなり入ってこない。
    肉体は生命を表現する道具というのは分かる。
    しかし「心も道具」というのは「心こそが自分である」と考えていた自分にとっては納得できない。
    この点はこれから何回か読み直して自分の中に落とし込んでいきたい。

    第六章は難しいだけではなく新たな発見もあった。
    第三者の位置に立って客観的に自分の肉体や心を考えるというのは今まで考えたこともなかった。
    実践してみると面白い。

    この本を手に取ったきっかけはAmazonの「この本さえあれば他の自己啓発本は要らないと」いうレビューに惹かれてだった。
    まさにそうだと思う。
    実際にこの本を読む前と読んだあとだと気持ちの持ちようが変わって楽に生きられるようになった。
    読むだけで終わらせるには勿体ない。
    人生のバイブルにしたい本。

  • 今まで読んできた自己啓発書の中で最も価値のあるもの。『7つの習慣』よりも遥かに大きな価値がある。

    夜寝る前にネガティブなことを考えないこと。ネガティブな言葉を吐かないこと。当たり前の教えのように思われるが、天風先生の語り口や経験だと非常に説得力がある。先ずは最低限、この2つのことだけでも守っていきたい。

  • 難しい。一回で全てを理解するのは難しいのでずっと持っている必要がある。
    本当の自分は肉体でも心でもなく、霊魂であるなんて考えたことなかった。気が体や心をこしらえているという心理。誠に面白い。
    心は常に積極的に。ネガティブな言葉を吐かず、夜寝る前にネガティブなことを考えないことなどいい人生を送るために大切なことだが、なかなか継続して実践できることではないし、今いい本を読んだと思っても人は忘れてしまうもの。
    しかるべき時に読み返して人生の書としていきたい。

  • 本に書いてある事が具体的で読んだ後すぐに実践できます。

    問題は本に書いてある事を忘れずに信じて何年も実践し続けられるかどうかだと感じました。

    私もまだ実践して3ヶ月程度なので忘れないようここに書き残し、定期的に本を読み返し実践し続けます。

  • モーニングサテライトで紹介!
    発刊以来、全国の社長から絶賛の声がやまない一冊。

  • 二十数年前、先輩に薦められこの本に出逢った。体をカミナリに打たれたようだった。何日も読んでいた。今も大切な本です。

  • やっと読了。本の中では積極思考の重要性を終始一貫して説いている。普通に聞くと難しくあるであろう話も何度も何度も噛んで含めるように説明している。何よりも文の調子がべらんめぇ調(?)で読んでいると明るくなる。何度でも読み返したい。ちなみにとても安いとはいえない値段の本だけど、それでも買う価値は十分あると思う。[2009/8/4]

  • これは読むとき読むときで感じ方が違うという
    私も本当にそうであると思う

  • 1万円の本。人生、心次第で最高にも最悪にもなる事が分かった。
    そして、成し遂げたい事を強くイメージし、全く疑わなければ、結果は出ているも同然。あとはプロセスをどうするかだけの問題、というのが印象的だった。
    また、本当の自分は気体であり、心身は器でしかない、と言う事。自分としての解釈は、客観的に自分を見る事が出来れば、視野が狭くならず、心の浮き沈みの幅と頻度が減少する。
    この本を読んでやるべき事は。
    自分の成し遂げたい事を具体的にイメージし、その実現のために、毎日自分を律し、心身を鍛え、毎日自己研鑽を続ける事。
    また節目に読もう。

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著者プロフィール

明治9年(1876年)生まれ。日露戦争の時に軍事スパイとして従事。終戦後結核を発病し心身ともに弱くなったことから人生を深く考えるようになり、人生の真理を求めて欧米を遍歴。 一流の哲学者、宗教家を訪ねるが望む答えを得られず、失意のなか帰国を決意。その帰路ヨーガの聖者と出会いヒマラヤの麓で指導を受け、「自分は大宇宙の力と結びついている強い存在だ」という真理を悟ることで、病を克服し運命を切り拓く。帰国後は実業界で活躍するが、大正8年(1919年)、病や煩悩や貧困などに悩まされている人々を救おうと、自らの体験から“人間のいのち”の本来の在り方を研究、「心身統一法」を創見し講演活動を開始。その波乱の半生から得た「人生成功の哲学」は、触れる者をたちまち魅了し、皇族、政財界の重鎮をはじめ各界の頂点を極めた幾多の人々が「生涯の師」として心服した。昭和43年(1968年)没後も、天風門人となる者が後を絶たない。

「2022年 『真理のひびき 天風哲人 新箴言註釈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村天風の作品

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