- Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
- / ISBN・EAN: 9784930838902
感想・レビュー・書評
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(評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう。)98点
●この本には、地上最強の商人となるための秘密の巻物が含まれています。
そして、それを1年かけて自分の習慣まで落とし込むというプログラム
も添付されています。
●そして、わたしは、このプログラムを終了し、今2回目にチャレンジしてい
る段階です。今日たまたま、本文のほうを再読する気になって、読んでいる
と、本当の知恵についての、体が震えるような文に出会いました。
・「ハフィドよ、物質的な富に関していえば、この私と、ヘロッド宮殿の
まわりにたむろしている乞食たちとのちがいは、次の一点でしかない。
すなわち、乞食は次の食べ物にありつけるかどうかを考えるが、私は
人生の最後の日の食べ物について考えているのだ。
ハフィドよ、お前は、物質的な富のみ目を奪われてはいけない。金持ち
になることだけに、心を奪われてはならないのだ。大切なことは、喜び
を求めることだ。・・・もっとも重要なことは、心からの安らぎを得る
ことなのだ」
●よく、お金持ちになるのは簡単だといいます。お金持ちになる方法は、
完成していますから、それを学び、実行すればいいのです。
●それと同じように、幸福になる方法も完成しています。しかし、お金持ちに
なっても不幸な人々がいるのも事実です。
●この本のプログラムの目指すところは、お金持ちになることと、心の安らぎ
は両立するものであるということです。心の安らぎがあってこそ、お金持ち
になる意味があるのではないでしょうか。
●これまで「地上最強の商人」を3冊プレゼントしてきましたが、この本を
広めることをライフワークにしていきたいと思います。
(でも、もう少し安くしてほしいな~)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み終えただけでは星4つ。
これは実践する本だから。 -
「人間とは何か?」「いかに生きるべきか?」「どうすれば自分の心を高めることができるか?」
人生方程式。「人生・仕事の結果=能力×熱意×考え方」
能力は才能。先天的。0-100点。熱意は強い思い。可変的。0-100点。
考え方はマイナス100-プラス100点。悲しみ、怒り、嫉妬、妬みでマイナスに。掛け算なので、考え方がマイナスだと全てがマイナスに!
監修者まえがき、稲盛和夫。
偉大なる商人W・クレメント・ストーンへ。
史上最強のアラブの商人。大商人、ハフィド・リンガード。妻リシャに先立たれた。忠実な番頭、エラスムス。秘密の巻物。
パトロスと若きハフィドの会話。本当の富とは心にあるもので、それは財布の中身ではない。大切なのは「愛し愛されること」。心からの安らぎを得ること。
ハフィドは偉大な商人になるためのコツをパトロスに求めた。へブロンの街でカルネーの娘リシャに恋をして。
商人の道は辛く厳しい。成功者はわずか。みな小さな失敗で挫折する。それらの障害が商売の秘訣を学ぶために必要なのにもかかわらず。また、偉大な商人は孤独である。
「もし、成功しようとする決意が固ければ、失敗で挫けてしまうことは決してない」
ハフィドの最初の挑戦はベツレヘム。ローブは全く売れず。赤子を連れた貧乏な夫婦に無料でローブを無料であげただけ。その顛末をハフィドはパトロスに打ち明けた。夜空には明るく輝く星が。
巻物の秘密。ダマスカスへ行け。条件1、第1巻に書かれた教えに従うこと。条件2、商売で得た儲けの半分を常に貧しい者たちに分けること。条件3、この巻物のことを決して人に漏らさないこと。将来、巻物を受け継ぐ若者が現れるまで。
ハフィドはダマスカスの宿屋でスズメに起こされた朝、巻物第1巻を読み始めた。
第1巻:
今日、私は新しい人生を始める。老人がわけ知り顔に説く経験や知識はさほど重要でない。今日得た成功例は明日は役に立たない。
巻物の教えは、いかにして成功するかという秘訣ではなく、いかにして失敗を防ぐかである。
成功とは各人の気持ちのあり方による。千人に尋ねれば千通りの成功がある。しかし、失敗は一つしかない。
失敗とは目的地に到達できないことをいう。
成功者と失敗者の違いは習慣の違い。良い習慣は成功の鍵。悪い習慣は失敗へのドア。
「私は良い習慣を作り、自ら、その奴隷となる」
第2巻:
今日この日を、私は、心からの愛をもって迎える。すべてのものを愛の心をもって見る。
太陽、雨、雪、光、暗闇、喜び、悲しみ、報酬、障害を歓迎しよう。友、敵、鳥、風、海を讃えよう。人々の行為、野心家、失敗者、王様、おとなしい人、貧しい人、若者、老人を愛する。
そして、私は成功する。愛する時間はあっても、憎む時間はない。
第3巻:
私は成功するまで頑張り続ける。私はライオン。
人生の栄光は旅の終わりにある。始めたばかりの地点にはない。私にできることは、ただ、次の一歩を踏み出すことだけ。一度に一歩踏み出すことはそう難しいことではない。問題は、それを繰り返せるかどうか。堅い樫の大木に加えられた斧、ひとつぶの雨のようなもの。
敗北は考えない。絶望は避けるつもりだが、万が一、絶望に感染したら絶望の中でも希望を捨てずに働き続けよう。
大数の法則。失敗した時に学んだ知識は次の機会に成功をもたらす。成功は失敗の数に比例する。
私は頑張る。私は勝つ。
第4巻:
私は宇宙最大の奇跡。この世でただ一人の存在。他人との違いを強調する。
第5巻:
私は、今日が人生最後の日と心得て生きる。貴重な一日をどのように過ごせば良いか?
過去の不運を嘆いている暇はない。明日のことを今から悩む必要もない。
第6巻:
今日、私は、自分の感情の主人になる。
潮の満ち引き、春夏秋冬、寒暖、日の出日の入り、月の満ち欠け、渡り鳥は来て去る、花の咲き枯れ、自然。私も自然の一部であるから私の情緒も時に高まり時に低くなる。
日々が生産的であるためには、気分がすぐれていなければならぬ。
弱者は自分の思いに支配され、強者は自分の思いを支配する。
第7巻:
私は世間を見て笑う。笑えば心の重荷が軽くなる。日頃からこの呪文を唱える。「これも、いずれは過ぎいくものだ」
第8巻:
今日、私は、自分の価値を百倍にする。
そのためには、細かく目標設定を行う。まず、人生の目標を明確に設定するのだ。そして、その年の、その月の、その週の、その日の目標を具体的にたてる。
過去の業績から推量した数値を百倍に設定する。目標が高すぎると恐れない。私のライバルは私自身である。そして目標を他人に宣言する。
第9巻:
行動が伴わなければ、私の夢は無価値である。私は今、直ちに行動する。ホタルのように。私の光は世界を照らす。
私は今、直ちに行動する。
私は今、直ちに行動する。
私は今、直ちに行動する。
第10巻:
神よ、この微力な私をお導き下さい。この微力な商人をお助けください。神よ、お導き下さい。
◼︎老いたハフィドは信頼する老番頭エラスムスと共に巻物を譲り渡すべき人物が現れるのを待っていた。ある日みすぼらしい身なりをしたサウルという男がやって来た。またの名はパウロ。救世主イエスの弟子ステファンが石打ちの刑になった時、立会いをした。パウロはイエスのパトロス印のローブを持っていた。イエスはベツレヘムの洞窟で生まれたと言う。
第2部:
「地上最強の商人」はセールスマンのためだけの本ではなく、自分らしい人生を求める全ての人のための本。
①現在のあなたの仕事は何か?
②年収はいくらか?
③あなたの望む仕事は何か?
④今から1年後あなたはいくらの年収を得たいのか? -
今週で全45週を達成しました。2010.10.4から始めて22ヶ月経っています。ここで気づいた人は鋭い!!そう、途中で一旦休んじゃいました...。でもそれではいけないと思い直し、何とか今日を迎える事ができました。ちなみにこの本は、同じ文章を75回読む仕組みになっています。パーフェクトではありませんが、できた自分を褒めつつ、これからは行動にどれだけ反映していくかだけが、求められる事になります!!
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監修者(稲盛和夫)が書いた前書きに出てくる、人生の方程式、能力x熱意x考え方 の ‘考え方‘ は マイナス100点からプラス100点までの範囲がある、という事です。ゆえに掛け算の結果は、マイナスからプラスまで幅がある、という事になります。また、能力と熱意には、ゼロからプラス100点の配点ですので、ゼロの場合、他の項目がプラスでも、掛け算ですので、結果はゼロ、という事になります。人生の方程式のすべての項目に、プラスが不可欠、という事でしょうか。★三つであります。
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成功する心学び方。前半寓話、後半ワーク。
繰り返し読むことが求められる
その実践のため、同じようなページが続いて分厚い
内容もさることながら、
その仕組みを本で表現し、売れたことは凄い
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お金儲けに興味持った時に読んだ本
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物語形式+ワークの自己啓発書
7つの習慣や思考は現実化する辺りの有名自己啓発書と被るところは多々ありますが、物語形式なので、かなりスラスラ読めます。
半世紀以上前から人間の本質は変わってないということが思い知らされます。
『もし、成功しようとする決意がかたければ、失敗で挫けてしまうことは決してない』
『私は今ただちに行動する』 -
※原書The Greatests Salesman in the World (1968年)
購入@読書のすすめ -
前半物語、後半ワークのとても興味深い本。
物語は、ある大商人がそこまで上り詰めた秘訣を過去の体験と秘密の巻物について執事に話すことから始まる。
師の教えどおりローブを売るところから始め、なかなかうまくいかない体験から、師からの教えにより成長していく主人公。その教えの中に、とても響く言葉がたくさんあった。
この本はいい物語だったで終わらすことなく、ワークが用意されている。
ちょうど今日読み終えたので、明日から48週のワークを始める。どんな変化があるか楽しみ。
「もし成功しようとする決意がかたければ、失敗でくじけてしまうことはけっしてない」
オグ・マンディーノの作品





