アサーショントレーニング―さわやかな「自己表現」のために

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  • 日本・精神技術研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784931317017

感想・レビュー・書評

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  • 序にかえて・帯
     素直なコミュニケーション
     相互尊重の精神に裏付けられた自己表現法
     さわやかな自己表現

    第一章 アサーションとは
     人間関係のあり方
      攻撃的な主張ーaggressive
      非主張ーnon assertive
      適切な主張ーassertive
     アサーティブな自己表現
      正直、素直、積極的、自発的、自己決定、自己責任
      自他尊重、自他調和、自他協力、歩み寄り、柔軟
     なぜアサーティブになれないか
      気持ちが把握できていない →第三章:エリスの理論
      結果や周囲を気にしすぎる →第二章、第三章 失敗恐怖、過度の配慮
      基本的人権を使っていない →第二章
      考え方がアサーティブでない →第三章
      スキルを習得していない →第四章
      からだが語るアサーション →第五章

    第二章 人権としてのアサーション
     尊重される権利
     決定する権利・主張する権利、結果責任に対する権利
     失敗する権利
     対価を要求する権利
     主張しない権利

    第三章 考え方をアサーティブにする
     エリスの理論
      事象→受け止め→感情
     非合理的思いこみ
      過度の愛情欲求
      過度の完全主義、失敗恐怖
      思い通りにならない?、過去と他人は変えられない
      過度の配慮、傷つけてはいけない?
      過度の不安、不安神経症

    第四章 アサーティブな表現
     言語表現のための心構え
      自分を相手に知らせる
      おまけ情報の提供
      質問の使い分け、開かれた質問
      傾聴する
     問題解決のための表現=客主提選
      客観的描写 describe
      主観的表現 express, explain, emphasize
      特定の提案 specifiy
      選択 choose

    第五章 言語以外のアサーション
     非言語的アサーション
      視覚的、聴覚的
      文化的要素 例)欧米人の握手
     怒りとアサーション
      怒りの程度:マイルド、中程度、激怒
      自分の怒りの処理
       気づき、認めること
       怒りは自分の中にある
      他者の怒りへの対応
       怒りは相手のもの
       相手の怒りを否定しない
       自分の気持ちも伝える

  •  人間関係を円滑に構築するためにはコミュニケーションの技能を高める必要がある。本来、コミュニケーションとは何らかの違いがある個人と個人の間で行われるものであり、そこには当然ながらなにがしらの齟齬が生じる。我々はこの食い違いを自他のどちらかの妥協で乗り切ろうとするのが常だ。アサーションはどちらか一方が折れるのではなく、双方の利益の接点を目指してコミュニケーションすることなのである。本書はその基本を紹介し、アサーティブなものの考え方を重視する必要性を強調する。わかりやすい文章でアサーションの大概を知るにはよい入門書だ。ただ、具体的にどのようなトレーニングをすればよいかについては書かれておらず、肝心な点が不明のままであるのがもどかしい。

  • 感想テスト

  • ミカタという意味で。。。

    面白い一冊である。

    そして、凛とした気持ちにさせてくれる言葉が詰まっている。

    ご自身で判断してほしい。

    それは、自分本位ではなく、
    自分と、そして自分が影響する大切な関係である(あるいは、あろう、またはありたい)相手に向かい、対等の責任を持つ関わりに責任を持つ自分として。

    ●言いたいことが伝わるかどうかでなくて、自分の気持ちが適切に言えるか否か
    ●葛藤が起こった時、どうするかに迷った時、「自分がやりたいことをいうことは人権として許される」というところに立ち戻る。そして、開いてもその権利を持っていることを受け入れる
    ●理解してもらうのも自分の責任であり、恨まれることも含めて覚悟するのも自分の責任
    ●自分で決めたことだから、責任は取らなければならないのではなくて、とれる
    ●相手にも自分にも失敗する権利がある
    ●完璧だけが人の評価を決めるわけではなく、やりたいことをやり、できたことを喜ぶ心を持つ
    ●いくら気を付けていても、自分の知らないところで相手を傷つけることもある

  • 僕は、職場でのコミュニケーションが苦手で、うまく断ったり、頼んだり出来ないタイプ。そんな時に紹介して頂いた本。なるほど、僕は裨非主張的で、アサーティブではない。
    ここで書かれているDESC法は使えます。が、それなりに練習や、一緒にレビューする人が、慣れるまでは必要かと思います。
    コミュニケーションが苦手な方にはお薦めです。

  • アサーションものすごく興味出ました。そして、もっと早いうちに出会っておきたかった!と切に思う一冊です。

    あー、これ自分だ…と思う箇所が何度も登場。コミュニケーションとれてる方だと思ってたけど、そうでもなかったなと感じました。

    もっと熟読して、アサーションスキル高めたいなと思いました。

  • 私たちは、日頃の暮らしの中で、相手の気持ちを考えずに自分の意見をおしつけたり、または自分の気持ちを押し殺して相手に合わせたりしてはいないだろうか。
    アサーションとは、お互いを大切にしながら、かつ率直に素直にコミュニケーションをとることである。本書は、日本でのアサーションの第一人者がわかりやすく解説してくれている。

  • 人材開発がやってる「アサーション」っていうものが、名前しか知らなかったので知識として知っておこうと読んでみた。内容的には、どういった考え方かというもので、実際のトレーニングはこの本を読み終えて実践で学ぶべきものとして導線が張られてる。
    アサーションは権利。自分の行動を決め、その結果に責任をもつ権利。なるほど、自己表現とはそういう事か。エリスのABCD理論の考え方もたしかにそうだと思える。事実が悩みを引き起こすのではなく、事実をどう受け取るかで+にも-にもなる、と。うん。

  • 自分はこれが必要だったんだ、と今更ながら気づいた一冊です。このトレーニングで自分が変わるんだと思います。

  • アサーションの発祥の地はアメリカ。1960年代から70年代にかけてのアメリカにおける基本的人権をめぐる社会的・文化的変革の動き(人種差別撤廃運動、ウーマン・リブ運動、同性愛など)にアサーションが深く関係している。人権問題にかかわるときの有効な対応法として発展してきた手法。

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著者プロフィール

統合的心理療法研究所(IPI)所長、臨床心理士、家族心理士。臨床心理士養成指定大学院において20年余、臨床心理士の養成・訓練に携わる傍ら、IPI(統合的心理療法研究所)を主宰し、心理療法の理論・技法の統合を追求し、 統合を志向する臨床科との相互交流・研究活動を推進。著書に『改訂版アサーショントレーニング』金子書房、『図解自分のきもちをきちんと伝える技術』PHPほか多数。

「2020年 『マンガでやさしくわかるカウンセリング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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