イエスが愛した聖女 マグダラのマリア

制作 : Marvin Meyer  Esther A. De Boer  藤井 留美  村田 綾子 
  • 日経ナショナル ジオグラフィック社
3.50
  • (2)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 19
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784931450783

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • マグダラのマリアをめぐる古文書からの断章集。キリスト教の素顔に迫る原典の紹介に、一般人にもわかりやすい解説が添えられています。初期キリスト教のエッセンスを集め、マグダラのマリアと名づけた香水のよう。クリスマスの意味合いを一変させるほどの衝撃的かつ格調高い内容を秘めた著作です。
    原題はThe Gospels of Mary(マリアの福音書)。
    著作の内容から想像する知性度の高いマリアのイメージが、表紙絵と合っていない気がします。絵の個人的な好き嫌いとは別に。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「表紙絵と日本語のタイトルが」
      一応カルロ・ドルチが描いた「マグダラもマリア」ですね。私は結構好きです。
      国立西洋美術館収蔵の「悲しみの聖母...
      「表紙絵と日本語のタイトルが」
      一応カルロ・ドルチが描いた「マグダラもマリア」ですね。私は結構好きです。
      国立西洋美術館収蔵の「悲しみの聖母」もお薦め
      http://collection.nmwa.go.jp/P.1998-0002.html
      2012/05/29
  • マグダラのマリアの重要性について書かれたものです。新約聖書でもある程度重要な存在とされているものの、マリアの福音書では、マグダラのマリアがイエスの言葉を聞き、それをほかの弟子たちに明かします。マリアの福音書が発見されたことで、マグダラのマリアは女性の弟子で唯一、福音書の書かれた存在となりました。そのことの重要性は、どれほど強調しても、しすぎることはないと思います。

  • ●『ダ・ヴィンチ・コード』のもうひとりの主役!
    ●本当にイエスの伴侶だったのか?
    ●イエスの最期と復活に立ち会ったヒロインの素顔とは?
    ●「マリアの福音書」を全文収録!

    キリスト教の世界では“悔い改めた娼婦”として扱われてきたマグダラのマリア。本書は、時をさかのぼり、マグダラのマリアについて最初に記された物語からマリアとイエスの絆をたどったノンフィクションです。「マリアの福音書」をはじめとする原典を気鋭の宗教学者らが読み解き、マグダラのマリア像に迫ります。数々の原典の考察で明らかになるその素顔は一体どのようなものであったのか…。

  • イエスの磔刑を見取り、埋葬し復活の第一証人である 男共はみんな逃げてしまったあとに、現在の強大なキリスト教を作り上げた凄まじい女である事がわかりました。
     ユダの福音書が発見されたときも、思ったが、今キリスト教を信じている多くの信者は、矢張り、本質を見ないで信じているし薄っぺらいと思う。

    ローマ帝国によって封印された様々文献が明らかにされ、てきたペトロの福音書、トマスの福音書、フィリポの福音書、
    さらにビスティス・ソフィア、マニ教詩編集 本質的な知恵の塊であり仏教的思想に近いことが理解できるのである。
    そして、マグダラのマリアがこれまで語られてきた
    献身的な愛の持ち主だけでなく、真の宗教者であり政治家でもあるという事である。

    彼女の見た魂の開放の話。
    第一は「闇」、第二は「欲望」、第三は「無知」、第四は「怒り」、これら権力要素に打ち勝つべきであるというメッセージ

    この信念が伝わりペトロたち使途はキリスト教の布教活動に万進するのであった、

    即ちキリスト教の源はマグダラのマリア、彼女が気づきあげたわけである。

    この人の大河ドラマを見てみたいと思います。

全4件中 1 - 4件を表示

マービン・マイヤーの作品

イエスが愛した聖女 マグダラのマリアに関連する談話室の質問

ツイートする