カクレキリシタン オラショ−魂の通奏低音

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  • 長崎新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784931493407

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  • 私のカクレキリシタン研究における第一基礎資料。この本を初めとした研究の成果を「大子の思い出を長崎にのこして」に反映しています。外海にも五島にも生月にも行きました。今後は隠れキリシタン研究にも発展的に包括しつつ日本全国、最終的には全世界(特に中国)の隠れキリシタンについての研究を進めていきたいと思います。

  • 構成は後に刊行される「カクレキリシタンの実像」と似ている。
    「~実像」が大項目として、祭祀、歴史などでまとめ、各地域を実例に挙げているのに対し、こちらは各地域毎に章だてし、それぞれの歴史・祭祀の特徴に踏み込んでいる。
    ページ数のボリューム差は「~実像」に現代の宗教としてのキリスト教に触れた部分など。

    比べ読みするのも面白い。

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著者プロフィール

1950年、長崎市生まれ。東京大学文学部宗教学宗教史学科卒業。同大大学院人文科学研究科宗教学宗教史学修士課程中途退学。2016年3月、長崎純心大学人文学部比較文化学科教授を退官。現代も生きるカクレキリシタンの末裔たちの信仰世界を明らかにすべくフィールドワークを行い、日本人のキリスト教受容の歴史を研究している。

「2018年 『カクレキリシタン 現代に生きる民俗信仰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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