大砲のなかのアヒル

  • 平和のアトリエ (2002年7月1日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784938365288

感想・レビュー・書評

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  • 〝「申し上げます、将軍。大砲の中にアヒルが卵を抱いていて、撃つことが出来ません!」将軍は剣を抜くと「アヒルなんかに、戦争を止められないのを見せてやる!」・・・。将軍が大砲を覗きこむと、小さなふたつの目が、見返しました。「ほら、おいで、おいで。いい子だ、いい子だ・・・」アヒルは、グァーグァ-と鳴きました。 でも、決して動こうとはしませんでした・・・〟それから、色々ないきさつがあって、三週間が過ぎて、可愛い雛が生まれる頃、兵隊たちは戦争するのが、すっかり嫌になってしまい・・・将軍と戦争を皮肉った、平和への思いを諭す大人の絵本。

  • 敵に大砲を借りに?
    手柄は惜しいけど
    みんな戦争は嫌だったみたい

  • いつのまにか大砲の中にはいりこみ卵を産み、でようとしないアヒルのおかげで戦争が回避されます。
    その過程がコミカルですがこんなふうに戦争がない世界になればいいなって思いました。

  •  アヒルが大砲の中に巣をつくり、たまごをあたためていた。アヒルごと大砲をうつのは…と、将軍は白い旗をもって市長のところへ。話し合いの結果、アヒルがたまごをかえすのをまち、戦争をはじめるのをのばすことに…。

  • 将校さんも幸せになってよかった。

  • 戦争って?

    最初はなんだか間が抜けているように感じたけれど、案外こんなものなのかも。
    だからこそ、きちんととらえなければ。

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