大いなる日々の小さな年代記

  • 文化科学高等研究院出版局
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784938710040

作品紹介・あらすじ

「肯定と否定、疑惑と仮定、希望と失望で織りなされたこの半世紀は、今日ひとつの回答に帰結している。その回答は望まれたものなのだろうか。応であり否である。わたしは全体主義的共産主義の倒壊や民主主義の勝利を目のあたりにするという好運を経験した。しかし、歴史とはびっくり箱のようなもので、わたしたちは今日、過去において不和の原因であった、交戦も辞さないナショナリズムへの後退に直面しているのだ。」ノーベル賞作家、オクタビオ・パスが激動の時代を見据え、わたしたちに残された選択肢と可能性を洞察した政治論集。邦訳にあたって、1992年11月発表の最新インタビューを収録。

感想・レビュー・書評

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  • ボロボロになるほど好きな本のひとつ。
    「詩は職業ではなく、情念です」と当たり前ながら 大事なこともインタビューに答えてる。
    デリダとの違いも。
    やはりヨーロッパだけでなく世界をみていた人は スケールにシンがある。パスだから、だけれど。

  • 「肯定と否定、疑惑と仮定、希望と失望で織りなされたこの半世紀は、今日ひとつの回答に帰結している。その回答は望まれたものなのだろうか。応であり否である。わたしは全体主義的共産主義の倒壊や民主主義の勝利を目のあたりにするという好運を経験した。しかし、歴史とはびっくり箱のようなもので、わたしたちは今日、過去において不和の原因であった、交戦も辞さないナショナリズムへの後退に直面しているのだ。」ノーベル賞作家、オクタビオ・パスが激動の時代を見据え、わたしたちに残された選択肢と可能性を洞察した政治論集。邦訳にあたって、1992年11月発表の最新インタビューを収録。

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