キレやすい子の理解と対応―学校でのアンガーマネージメント・プログラム

著者 :
  • ほんの森出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784938874346

作品紹介・あらすじ

キレる子の心のメカニズムを理解し、キレにくい感性を育てるプラグラムです。

感想・レビュー・書評

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  • 実践的。キレやすい子供の理解と対応。何よりも、ぐぐっと大人がこらえることの重要性を感じた。アンガーマネジメントプログラム。その実践の仕方が実にわかりやすくまとまっている。カウンセリングする際の言葉の掛け方答え方も勉強になった。

  • 学校とは無関係だが、アンガー・マネジメントについて知りたくて読んだ。
    タイトル通り、大人が子どもに働きかけるための本。
    気づきを促し(感情の語彙、表情について知る)、状況を冷静に分析し(様々な選択肢を思い浮かべてそれを実行したらどうなるか考え、最適解を探す)、実際に行動する、という一連の流れ。子どもがそれを上手にやっていくために教師やスクー・カウンセラーが行う指導、授業について書かれている。
    細かい注意も多く、ワークや教材などの具体例が多いので実践的なのかも。現実の適用事例は数例しか紹介されていないのが残念。

  • 学校カウンセリングの授業で使いました。怒りの構造の理解やアンガーマネージメントの流れなど解りやすく解説してくれています。

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著者プロフィール

【編著者紹介】
本田恵子
早稲田大学教育学部教授 アンガーマネージメント研究会代表
公認心理師・臨床心理士・学校心理士・特別教育支援士SV
中学・高校の教師を経験したあと、カウンセリングの必要性を感じて渡米。特別支援教育、危機介入法などを学び、カウンセリング心理学博士号取得。
帰国後は、スクールカウンセラー、玉川大学人間学科助教授等を経て現職。学校、家庭、地域と連携しながら、児童・生徒を包括的に支援する包括的スクールカウンセリングを広めている。
2000年代になってからは、矯正教育の専門家を対象としたアンガーマネージメント研修の講師なども務め、学校やカウンセリングの現場、特別支援教育や療育に欠かせない、子どものためのソーシャルスキル・トレーニングの教材開発にも取り組んでいる。
【第1部 4コマまんが】
横春賀 イラストレーター
【第3部 分担執筆者】
関根章代 公立中学校主幹養護教諭
田中和恵 公立高校養護教諭
小嶋真子 元病弱特別支援学校教諭

「2022年 『保健室でのアンガーマネージメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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