食卓で会いましょう

著者 :
  • ポット出版
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本棚登録 : 11
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784939015229

作品紹介・あらすじ

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タバコとパチンコ/タバコといえば思い出す/タバコ供養の日/ヘビースモーカー/ヘビースモーカーへの一通の手紙/ハイライトを喫う女/五万円と二百円/嗚呼パチンコ/五万円負けた日のこと/純朴とは/スズメと牛と恋/手紙をくれた女/ロールスロイスの運転手/あとひとり/四谷美談/結婚した?/外人の友だち/私を救った男/本気/普通免許持ってます?/天気待ち/D・ボウイの『スターマン』/その一枚サービスしとくよ/名前いろいろ/電車の中はクイズだらけ/不眠症の夜明け/「秀吉」の暗躍/とんだ冗談いやあ参ったの巻き/さまよえる不動産業者/或るお父さんの生態/父親を知らぬ娘?/「伝える」ということ/「わからない」ということ/年の瀬の情緒不安定/わがままも時には感動を誘う/舞台袖という舞台/万歩メーター/風呂場でションベン/募金箱をかかえた人々/或る借金の風景/「死」とは「ビジョン」のようなもの/尾行、その正体/演劇という職業について/私が「探偵」になって言ってみたいセリフ/人間の基本「ウェイター」/教師という職業について/歌手という職業について/モノマネは不滅の職業か/鴨川に浮かんだ女/下心/地獄の主婦A/乳房への道/忘れじの人妻、あの千円/銀杏を掃く女/結びつかぬ女たち/少年ジャンプの女/自堕落な色気/年の瀬の官能/演劇へのドアノブ/つかまれた手/A子のしあわせ/夜行列車の女/マタニティな女/とても大事なこと/飲み屋に行けば/踊る女と背広の男/ここに幸あれ/誰も決めることはできない/ちょっとした自叙伝/劇作家であり演出家であること/姫錦と握手した/私はどういうことを考えながら演劇をやっているかということ/絶望あれこれ/修行について/中途半端という王道/物語ときいて思うこと/演劇の映画に対する一方的言い分/チェーホフの現代的魅力/

感想・レビュー・書評

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  • 岩松さんの戯曲の確信がよくわからず、ヒントを求めて読んだ。このエッセイ集では、岩松さんが何を面白いと感じ、収集し、表現に務めているのかがだいぶわかりやすく楽しく書かれてると思った。
    また舞台作品に戻ってみると、違って見えてくるかも。

  • 無様をさらしている人よりそれを見ている人のほうが、演劇的に取り残されている、という考え方が非常に興味深かった。
    無様な人は、自らの無様を自覚しているが、それを冷ややかに眺めている人は、自分の見え方を知らない。
    確かにそうだ。
    無様な人の話を聞くときに感じるかすかな違和感、
    傍観者たちのやれやれといった上から目線、嘲笑、オーバーなおびえ、
    それもまた、どこからか見られているのだとしたら…。

    岩松さん、もっと円満な方かと思っていたら、面白い方向で期待を裏切られました。

  • 劇作家・岩松了さんの(たぶん唯一の)エッセイです。大学時代後半にはまりました。そのころ(約10年前)は、今ほど岩松さんの露出も少なく、ひっそりとファンでした。エッセイといっても「どこへ行った」「何を食べた」のような類ではなく、岩松さんのいつも物事に問い続ける姿勢の、なんとも哲学的な、現実を芝居のワンシーンのように切り取って書いたような、本です。「止まっているもののなかに動いているものを見るほうが好き。そのほうがドラマの豊かさを感じる」という岩松さん。謎です。


    (ちなみに、この本がすごく好きで、「五番寺の滝」という(たぶん唯一の)小説が読みたくて、やっとのことで手に入れて読んでみたのですが、あまりにも難解。同じ道をぐるぐる歩かされているような感覚に陥り、発熱しました。)

  • 岩松了さんのエッセイ。というよりコラム?
    やっぱりこの人は難しい。

    【図書館・初読・9/2飛ばし読み】

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著者プロフィール

岩松了 (いわまつ りょう)
劇作家、演出家、俳優。1952年長崎県生まれ。東京外国語大学ロシア語学科中退。
東京乾電池に在団中の1986年、作・演出を手がけた『お茶と説教』が評判となる。
1989年、『蒲団と達磨』にて岸田國士戯曲賞受賞。
以後、岩松了プロデュース、タ・マニネ、M&O playsなどで作品を発表。
1993年『こわれゆく男』『鳩を飼う姉妹』で紀伊國屋演劇賞個人賞、
1998年『テレビ・デイズ』で読売文学賞、
2017年『薄い桃色のかたまり』で鶴屋南北戯曲賞を受賞。
舞台・映画・テレビドラマなど、多方面で活躍。

「2019年 『空ばかり見ていた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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