たったひとりのクレオール―聴覚障害児教育における言語論と障害認識

著者 :
  • ポット出版
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (505ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784939015557

作品紹介・あらすじ

決してきちんとは「聞こえない」にもかかわらず、「聞こえているはず」という視線の中で、生きていかざるを得ない子どもたちの苦しみを私たちは本気で考えたことがあったのだろうか。(本書より)

約10年にわたる論考の数々によって聴覚障害児教育に潜む諸問題を分析し、読者をさらなる思考へと誘う。

著者自身による詳細な注が、本書の特徴です。

感想・レビュー・書評

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  • 「手話とかいってないでもっと根本を見つめなさいよ」ってことだ。もやもやが晴れる思い。
    今から13年も前に出されている。しかも、その中では「この10年のとりくみの」とある。
    かなり前からこういう議論があったことも知らず、
    かといって、私がその当時これを読んで理解できたかどうかもあやしい。
    とにかく、いまこの時に読んでよかったのだよ。

    お名前はよく見かけていた方、
    読みがわからないぐらいめずらしい目に残ってて、
    でも、どういう方面の方か知らなかった。
    もう少し早くに手にとっていたらよかったかもと思いつつ、やっぱりいま読めてよかったのだろうと。

    手話言語法のとりくみがさかんになってきたこと、
    この本が出たころより、手話言語学分野が広がっているだろうこと、
    13年も前の内容といっても、何ら変わってない、今でも通じる、もしかしたら到達もしてない関係者が多いぐらいなのではと思う。
    私もまだまだ。つみかさねの途中。

  • 連絡会ニュース NO.110 '04/4/5

  • とにかく分量がすごい。そして、タイトルが、ずるい…。

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著者プロフィール

1954年生まれ。早稲田大学卒業後、聞こえない子どもの個人指導(学習・言語指導)に17年間携わる。この間に、聴覚障害児を持つ母親を対象に「難聴児学習問題研究会」を主宰。トータルコミュニケーション研究会運営委員、「ろう教育を考える全国討論集会」共同研究者を務めるほか、近年は、障害認識論とリテラシー論についての講演多数。1999年より九州保健福祉大学言語聴覚療法学科専任講師。

「2003年 『たったひとりのクレオール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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