トリツカレ男

  • ビリケン出版
3.77
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本棚登録 : 540
レビュー : 136
  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784939029165

感想・レビュー・書評

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  • はー、しあわせ気分。

    最近重い内容の本が続いて・・・気分がどよよーん…(._.;) だったので、なんだか救われた気分。

    童話みたいな絵本のような…なつかしいかんじ。
    これでいしいしんじ2冊目

    トリツカレ男ジュゼッペは色々なものに、トリツカレテしまうけど
    それは全てをしあわせに導くステキな魔法
    純粋な想い。それは愛。

    トリツカレルほど夢中になれる何かに出会いたいなー。
    ペチカは本当にしあわせ者だと、思わずにっこりしてしまう。

    インコを飼っているので
    ハツカネズミとインコのやり取りを想像して、笑ってしまう自分でした。
    (ハツカネズミくん、お疲れさまー♪)


    (ビリケン出版の仕事っぷりがすごいです…)

  • 切なくも美しい童話のような物語

    あまり聞いたことのない本が読みたくて、ブックパッカーという貸本屋さんを訪れた。
    私のリクエストは「徹夜してしまうくらい惹かれる本」

    こうして借りたのが本書であり、リクエストのとおり、気づけば物語に入り込んで2時間ほどで読み終わってしまった。



    トリツカレ男のジュゼッペは、いちど何かにとりつかれると、ほかのものが目に入らないくらい夢中になってしまう

    次から次へと、とりつかれるように夢中になるジュゼッペが、あるときとりつかれたものとは・・

    ユーモラスな口調の語り手から紡ぎだされるジュゼッペの物語はときに切なく心を打たれる

    読後、押入れからMr Children 「HERO」をひっぱりだして聞いてしまうほど、この歌がよく似合う。


    切なくも美しいこの物語に、文字通りトリツカレてしまう本です。

  • こんなラブストーリー、読んだことないわい!パンが食べたい。ふたつにすると、ふわっとゆげの出るやつね。

  • ほっこりする、悪人はひとりも出てこない
    ステキな童話だった。
    ハツカネズミのひと臭さがいい。

    「このひとは大丈夫だ、という気がなぜかした。このひとは、このひどい世のなかとあまり関わりがないみたい。」

  • 童話っぽいファンタジーだけど、後半の展開は大人向け。自分のためじゃない相手のための恋愛って美しくて尊いけど切ない。

  • 【小説】トリツカレ男 純粋で温かい気持ちになれる恋愛小説でした。

  • 色んなことに夢中になってはとりつかれちゃっている変人ジョゼッペが風船売りのペチカに恋をします。自分のもてる全てを使って彼女を守るジョゼッペにほっこりしてときめく。そんな一冊です。。。

    琉球大学:いねこさん

    • librarylovers13さん
      本文より
      「きみが本気をつづけるなら、いずれなにかちょっとしたことで、むくわれることはあるんだと思う」

      熊本大学:もみじ
      本文より
      「きみが本気をつづけるなら、いずれなにかちょっとしたことで、むくわれることはあるんだと思う」

      熊本大学:もみじ
      2013/11/13
  • 以前読んだ本が好みじゃナカッタので
    敬遠していた作家さん
    どこかで誰かが「これはヨカッタ」と言っていたので
    105円コーナーで発見して買ってみた

    何かに熱中すると、とことんやっちゃう男の話で
    読後感はあったかい
    何かに熱中できるってイイナー

    かわいらしくてちょびっと切なくて幸せな話なので
    そういう気分をお求めの際にはオススメ

    星は4つ

  • ハッピーでファンタスティックなお話だった。

  • なにかにとりつかれると、もうほかのことは目に入らなくなるほど夢中になってしまうトリツカレ男ジュゼッペと、訳ありげな風船売りの少女ペチカの物語。

    大人向けの童話とでもいうのか。
    いしいしんじさんは現実離れしたみょうちきりんな話を書くけど、どの話もどこかあたたかくて、じんわり胸に響いて、ほのぼのしたり、きゅうっと切なくなったり、ほわんと幸せになったりします。

    この本も、最初は変わり者の男の話だったけど、彼の行動はすべて良いことへとつながっていく。
    ほんわかしてくるおもしろい物語でした。

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著者プロフィール

一九六六年大阪生まれ。作家。 現在、京都のミシマ社の「きんじよ」に在住。お酒好き。魚好き。 蓄音機好き。二〇一二年『ある一日』で織田作之助賞、二〇一六年『悪声』で第四回河 合隼雄物語賞を受賞。『ぶらんこ乗り』『麦ふみクーツェ』『ポーの 話』『 海と山のピアノ』(以上 、新潮社)『みずうみ』(河出文庫)など著作多数。

「2018年 『きんじよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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