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- / ISBN・EAN: 9784939029219
感想・レビュー・書評
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別冊太陽『こわい絵本』選書
「昔々のこと。化け物が住むという山へ肝試しに行ってから、へいたろうの屋敷に変なものが現れるようになる。ある日は座敷に水があふれ、ある日は顔のある月や、大きなガマガエルが部屋の中に入ってくる。おとなたちはすたこら逃げていったというのに、何者が現れようと肝のすわった平太郎。余裕しゃくしゃくでどんとかまえ、とうとう最後には化け物の頭が出てきて褒美を授かるのだ。
もとになったのは江戸時代に書かれた『稲生家物怪録』。実在した人物、稲生平太郎(いのうへいたろう)が、三十日間怪異に耐えた体験談を記したもの。その時代の人々の頭にはどんな物怪が存在していたのかが生々しく伝わってきて興味深い。」
(別冊太陽『こわい絵本』の紹介より)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『別冊太陽 こわい絵本』掲載。
宇野亜喜良さんの絵って、少し意外です。
かなり初期なのかな?
お話は長いんだけど、飽きさせません。
水が出て溺れそうになるのと、天井がどんどん低くなってくるところが面白かったです。
アクションゲームみたい!
大きいしゃもじ、なんに使えるんだろう?
トロフィー的な飾りでしかないのかな?? -
稲生物怪録に興味があって、読みやすいものからと思い読んでみました。
ちょっとかわった絵本ですね(^―^)
驚いているおじさんたちの表情がとても良いです。お話は、肝試しに行った平太郎が化け物の頭に毎夜おどかされたけれど、怖がらなかったので勇気を称えられしゃもじを貰うというもの。
もう少し詳しいものも読んでみようと思います。これはこれで面白かったです。 -
ちょっと期待しすぎました…
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私のは古くてが絵が違うのだけど。これ大好き。
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これも、実際に手元にあるのは福音館書店こどものとものペーパーバック版。絵も書き直されているので違うものなのですが、好きな1冊なので載せてしまいました。