ゆきむすめ: ロシアの民話

著者 :
  • ビリケン出版
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本棚登録 : 70
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784939029349

感想・レビュー・書評

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  • ユキムスメの話は本も絵本もたくさんあると思うけれど印象に残っているのがこの絵本
    スッキリとした少し冷たい感じのする文章は岸田衿子さんの訳だった
    透き通るよう絵はスズキコージさんだった

  • 2012年2月1日

  • スズキコージの処女作と聞いた。
    この枠に留まることは考えられなかったろう。その後の本を楽しんだ人は、原点を見てみるのもよいかも知れない。

  • お話自体は、先が見えてくるものなのだけれど、スズキコージさんの独特の絵に惹きつけられました。

  • 小池 昌代さんの
    わたしたちはまだ、その場所を知らない
    に登場する絵本読みました
    おじいさんとおばあさんに
    かわるがわる抱かれて溶けてしまう話
    と勝手に想像していたら
    お友達ときいちごつみに出掛け
    たき火を囲んでダンス
    しまいにはたき火を飛び越える遊びに
    展開し
    お友達がなぜ飛ばないの?
    と遊びに強く誘うので
    飛び越えたら雲になってしまったという
    お人好しもたいがいにせねば
    おじいさんとおばあさんの悲しみは
    いかばかりか
    スズキコージさんの絵は
    青白いゆきむすめに
    あたたかい印象をもたせています

  • ロシアの民話

    雪で作ったゆきむすめ。
    毎日楽しく暮らしていたけど春が近づくにつれて
    だんだん外で遊べなくなって

    ある日、キャンプにでかけますが…

  • 雪から生まれた雪娘の切ないお話。日本には、いろんなものから生まれた男の子が立身出世する話がたくさんあるけど、海外では女の子が生まれることが多いように思うなぁ。

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著者プロフィール

1929年、劇作家・岸田国士の長女として東京府豊多摩郡に生まれる。立教女学院小学校、立教女学院女学校を経て、東京芸術大学油絵科に入学。1955年、谷川俊太郎の勧めで第一詩集『忘れた秋』を発表し、詩人としてデビューした。童話作家としても活躍し、1966年には画家の中谷千代子とコンビを組んだ『かばくん』でドイツ児童図書賞を受賞した。1973年、『かえってきたきつね』で産経児童出版文化賞大賞を受賞。

「2019年 『岸田衿子の詩による無伴奏男声合唱曲 うたをうたうのはわすれても』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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