北欧デザイン〈1〉家具と建築

著者 :
  • プチグラパブリッシング
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784939102493

感想・レビュー・書評

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  • 人気の北欧デザインの家具と建築について、デザイナーとそのプロダクトを列挙して紹介している一冊だ。

    巻末に年表があるのだけれど、どのデザイナーが誰や何に影響を受けて・・・という系譜のようなものは正直わかりにくい。
    また、ひとりひとりの紹介も文章量が限られるため、あくまで簡単な経歴をさわりだけ読む、という軽い内容になっている。

    ただ、豊富な写真が掲載されているので、カタログを眺めるようにして、あ、この椅子知っているな、とか、素敵なインテリアのホテルだな、と楽しめる。

    刊行されたのはかなり昔で、当然ながら最近のデザイナーについては紹介されていないのだけれど、いわゆる名作と呼ばれる家具を作り上げたデザイナーは網羅されているため、読んでいて物足りなさは感じなかった。

    北欧デザインの超入門書、といった印象を受ける。

  • 論文のため。
    全3シリーズでデザインをまとめた本。テキスタイルやプロダクトは別のシリーズ。
    物語的な繋がりは本の中で紹介されないので、カタログ的読み方になる本。
    これをきっかけに、深めたい方向を定めるのがよいかも。

  • 購入

    北欧デザインのなかでも、家具と建築について書かれている。

    デザイナーや建築家について、大体4ページ前後で解説されており、
    有名な方々を簡単に知るには良いかもしれない。
    文章が比較的少なめで、
    椅子や建築などが大きめの写真で載っているので、
    入門編として読めば、さらに興味が惹かれるようになるかもしれない。

    巻末にはよく聞く言葉の解説も少しだけ載っている。

    個人的にはフィン・ユールが掲載されていて嬉しい。

  • 写真が多いので非常に読みやすかった。
    また、建築家でもあるデザイナーが多く書いてあるため、建築に興味がある人も読みやすいと思う。

    文章は短いが、最後のページの「キーワード集」で、知識を深めることができた。

  • 北欧デザインシリーズその1は家具と建築について。
    伝統的な建築物から最先端の建築
    素朴な木の椅子からハイセンスなプラスチックチェアーまで網羅。
    椅子が欲しくなること請け合い。

  • 眺めているだけで楽しい本です。北欧好きにはたまらない!

  • 文字通り北欧デザインについて多くの写真とともに紹介している本。3冊セットで、第1巻のこれは家具と建築について集められている。
    まず、特徴として、見事な装丁が挙げられる。上質感が出されていて、なおかつシンプルなデザイン。北欧のデザインを紹介している本にふさわしいもの。

  • 北欧デザイン好きにとっては、バイブルともいえる本。装丁も美しくいつまでも手元において置きたい。
    第一弾の家具と建築では、ヤコブセン・アアルトなどの巨匠から若手のデザイナーまで幅広く紹介。話題のイケアも。

  • 上質で立派☆
    ワタシにとって北欧の教科書。
    いつか機会があったら(2)(3)手にしてみたい

    (2)プロダクトデザイン
    (3)デキスタイルとグラフィック

  • 総体的なものなので、ヤコブセン好きの私としては物足りない感じはします。初心者向け、とかになるのでしょうかね?

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著者プロフィール

1969年生まれ。デザインジャーナリスト。東京造形大学准教授。著書に『北欧デザイン 1-3』(プチグラパブリッシング、2003-2004年)、『これ、誰がデザインしたの?』(美術出版社、2004年)、『20世紀デザインヒストリー』(プチグラパブリッシング、2005年)、『北欧デザインを知る』(NHK出版、2006年)など。

「2022年 『「北欧デザイン」の考え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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