- Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
- / ISBN・EAN: 9784939102738
作品紹介・あらすじ
オリーブ調査隊、人呼んで"オリ調"ファンだったみなさん、本当にお待たせしました。そして、はじめてお目にかかるみなさん、あらためましてこんにちは。しまおまほさんが、あなたの身のまわりでも起こっていそうな、ちょっと可笑しな調査をひとりで引き受けちゃいました。『オリーブ』(マガジンハウス刊)で1998年にスタートした連載当時の原稿を中心に、今回新たに行った追加調査も盛り沢山!これを読んだあなたも今日から(ひとりで)調査開始したくなるはず。
感想・レビュー・書評
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1998年~2000年頃、しまおまほがオリーブで連載していたコラム。
まだ大人になりきっていない元気な女子の雰囲気全開。
くだらなくて、ほんわかしていて、楽しい気分になる。
初期は、女子大生で、本当にそこら辺にいそうな、素直な明るい娘がいろいろ思いついたことを書き散らしている感じで、微笑ましい。
ある意味どうでもいいんだけどという視点での、突撃レポしている感じなのだが、その突撃相手が実はさりげなくビックネーム。
近所に住む、アラーキーのパーティーに招かれちゃったり、ホンマタカシとバッティングセンターに行ったり。
その世界ではかなりの権威と、あっけらかんと遊んじゃう。
これは若い女の子ならではの怖いもの知らず感だな。
そもそも祖父は島尾敏雄、父は写真家の島尾伸三という関係もあるんだろうな、この写真家のビックネームと簡単に会えるところ。
あとは、市川実日子、小山田圭吾、カジヒデキ、峯川貴子など、いかにもオリーブ好きしそうな面々もメジャーに登場。
憧れの人達が
コサキン、柳澤信吾など、女子高生っぽい!
あと、しりあがり寿夫婦のところにいったりなども。
なんだかんだいって、一番面白かったのは変顔に移ってしまった写真。
しまおまほ20歳の成人式の着物写真の変顔が相当面白かった。
当時はフィルム写真(写るんですなど)が全盛のころ、
一旦、現像して、こういうカス写真がはいっていると、自分も妙に得した気分になったのを思い出した。
いま、デジカメだと、すぐ削除しちゃう。ボツだからといって。
こういうカス写真を愛でられる、しまおさんは素敵だなと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雑誌オリーブに連載されていたしまおまほのコラム?のおまとめ。当時美大生だったしまおまほのテキストにはほとんど史料的な価値はありませんでしたが、2000年直前のサブカル界隈の空気感はよく伝わってきました。
市川美和子、市川実日子、アラーキー、カジヒデキ、小山田圭吾、みうらじゅん、ホンマタカシ(写真家)、内田也哉子(本木雅弘の奥様)・・・
もう少し「オリーブ女子の文化論」を掘り下げたいのですが、さて。 -
我ら永遠のolive乙女。
90年代に青春がおくれたら幸せだったのにと夢想するのが楽しい。 -
これ読んでサイン会行ったミーハーです。
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しまおまほが、自由気ままに気になることをひとり調査するんだけども、その気になることが、いちいち当時の自分の気になることだったりして、ちょっと懐かしい。それにしても、この調査に登場してくる人物が凄い。ホンマタカシにアラーキーに、篠山紀信とそうそうたる写真家から、常磐響、しりあがり寿夫妻、みうらじゅん、黒柳徹子まで。こんな人たちと会えてしまっているしまおまほが、羨ましい。
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かつてolieveに連載されていた、しまおまほさんが様々な疑問を調査する「しまおまほのひとりオリーブ調査隊」今読むと、ちょっと時代を感じるけれど、学生時代〜社会人になりたての記憶が蘇ってきます。
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みたいよ。
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セブンイレブンオンラインで購入。
オリーブ懐かしすぎ。 -
まほちゃん好きです。
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オリーブ少女時代の集大成。
まほちゃんなしでは私の青春は語れないといっていいほど。
慎吾ちゃんの回が1番好き。